好みの焼き物をオンラインで探す「産地応援!全国CRAFT陶器市」

お気に入りの陶器を探す楽しみを知っている人、必見のニュースだ。

■オンライン陶器市「CRAFT陶器市」を強化!

コロナ禍によって、今年も全国の陶器市の中止が相次ぐ中、日本のものづくりに特化したオンラインショップ「CRAFT STORE」は、2019年からスタートしたオンライン陶器市「CRAFT陶器市」を、4月28日(木)より強化して開催する。

これまで開催してきた「CRAFT陶器市」には、40万人ものユーザーが訪れている。参加した全国14の産地60窯元、約1,900点以上のやきものから、今回、約130点を厳選した特設ページを公開。

「CRAFT陶器市」に参加する産地は、

波佐見焼(長崎県)、信楽焼(滋賀県)、備前焼(岡山県)、丹波焼(兵庫県)、笠間焼(茨城県)、美濃焼(岐阜県)、やちむん(沖縄県)、九谷焼(石川県)、瀬戸焼(愛知県)、萬古焼(三重県)、有田焼(佐賀県)、益子焼(栃木県)、萩焼(山口県)、小石原焼(福岡県)

となっている。

遠出することなく自宅で全国各地のうつわに親しむことができる上に、期間中会員限定で全品送料無料となる産地応援キャンペーンも実施するとのこと。

4月末までCRAFT STOREでは、「新生活応援キャンペーン」として送料無料を実施中。5月からはCRAFT STORE会員は5,500円以上の購入で全品送料無料となる。

■益子焼の注目職人を紹介

「CRAFT陶器市」に参加する窯元から、注目の職人・添谷製陶の添谷修一氏をピックアップして紹介しよう。

添谷修一氏 プロフィール

1950 益子生まれ
1973 明治大学卒業
1979 栃木県立窯業指導所伝習生
1980 栃木県立窯業指導所研究生
伝統工芸新作展、現代陶芸「めん鉢」大賞等入選

益子焼の特徴でもある、渋い茶色を楽しめる柿釉の中皿 と淡い青色に仕上がる「青磁釉」と「糠白釉」を使った押鉢。

添谷製陶からのコメント

去年も春秋も陶器市が中止。今年も春が中止。やはりここ数年は陶器市での収入がメインだっただけに痛手はあります。普段は陶器市期間中以外でも一般のお客様が来て下さっていましたがそれも少なくなりました。オンライン陶器市は去年初挑戦でしたが、新しいやり方で苦戦もしましたが、新しい挑戦ができたというのは嬉しいことろです。

ゴールデンウィークは、人混みもない自宅からのんびり陶器市に参加するのも楽しそうだ。

産地応援!全国CRAFT陶器市

期間:2021年4月28日(木)AM11:00~2021年5月14日(金)PM11:59
URL:https://www.craft-store.jp/

(冨田格)