【J-WAVE】3月11日は東日本大震災を考える特別編成

まもなく東日本大震災が発生してから10年。その10年を振り返りながら、東北へエールを送る番組がラジオで放送される。

FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)では、3月11日(木)に東日本大震災を考える特別編成「HEART TO HEART~希望の音」を放送。

J-WAVEでは震災直後より、被災地の人々の想いや復興への道を歩む人々の声を「HEART TO HEART」と題して継続的に伝えてきた。震災から10年を迎える今年の3月11日は、東北からのメッセージを伝えるとともに東北へエールを送り、この先の未来へ進んでいくアイデアや提言を各番組で特集する。

■被災地取材を振り返る

被災地を毎月取材し、現地の今を伝え続けてきた番組『Hitachi Systems HEART TO HEART』。3月11日は「HEART TO HEART MESSAGE」と題して、歴代ナビゲーターを務めた千住明、箭内道彦、日比野克彦、小林武史、姜尚中、藤巻亮太らが番組で印象に残ったエピソードを語る。その回の取材で出会った人々に近況を尋ねるほか、当時の取材の様子を振り返る。

■坂本龍一の呼びかけで結成「東北ユースオーケストラ」メンバーが献奏曲を披露

坂本龍一が代表、監督を務める「東北ユースオーケストラ」は、2013年9月から10月にかけて、宮城県松島町にて開催された音楽祭「Lucerne Festival ARK NOVA 松島 2013」をきっかけに企画・編成されたオーケストラ。楽団員は、東日本大震災の被災三県(岩手県・宮城県・福島県)を中心に、普段は異なる組織で演奏をしている小学校・中学校・高等学校・大学の子どもたちや学生たちで構成されている。

当日は「東北ユースオーケストラ」を紹介するとともに、このオーケストラで成長し、現在は東京の音楽大学へ進学したメンバーたちが希望の音を奏でる。

オンエアは『GOOD NEIGHBORS』(毎週月~木曜日 13:00~16:30)内、14:46頃を予定。


他にも、ニュースから“今”を知り“未来”を見立てる情報プログラム、『JAM THE WORLD』(毎週月~木曜日 19:00~21:00)では、グローバーと堀 潤が被災した東北の各県と繋がり、それぞれの視点で「震災10年目」を表現。

そして(超)進化型音楽番組『SONAR MUSIC』(毎週月~木 21:00~24:00)では、東北・岩手県出身のシンガーソングライター、日食なつこがスタジオから弾き語りライブも届ける。

新型コロナウイルスの影響で、人と距離を取らざるを得ない状況でも、“想い”は一つにできる。そんな願いを込めた放送だ。

放送局:J-WAVE(81.3FM)
タイトル:「HEART TO HEART~希望の音」
実施日:3月11日
URL:https://www.j-wave.co.jp/special/2103_311/

(田原昌)