モータースポーツ由来の技術やノウハウが男心をくすぐる、新型「メガーヌR.S/R.S.トロフィー」

ルノー・スポール史上最強となる1.8Lの直噴ターボエンジンは、最高出力300ps/6,000rpm、最大トルクは6速EDC仕様で420Nm/3,200rpm、6速MTで400Nm/3,200rpmを発生。ターボチャージャーには通常のスチール製ではなく、F1由来のセラミック製ボールベアリングシステムを採用し、アクセル操作に対するレスポンスを向上させている。

ドライバーの感性を刺激するエンジンサウンドも秀逸で、アクティブバルブ付きスポーツエキゾーストの採用によって、シーンや好みに応じた2種類のサウンドを響かせる。

また、コーナリングスピードや正確性を高める「4コントロール(後輪操舵)」や、ダンパー底部に組み込んだセカンダリーダンパーによって最適な減衰力を得る「4輪 HCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)」、ブレンボ製ブレーキキャリパーなどを装備する。

より戦闘力を高めた「R.Sトロフィー」では、「R.S.」に対してスプリングレートやダンパーレート、フロントアンチロールバーの剛性を高めた「シャシーカップ」を採用し、よりロールを抑えた切れ味鋭い走りを実現する。

また、左右輪のトルク配分比を高めてトラクションを向上するトルセンLSDや、「R.S.」から1個あたり1.8kg軽量かつ冷却性能も高めた前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製のスリット入りベンチレーテッドディスクなども装備される。

インテリアでは、R.S.用のナパレバー/アルカンタラステアリングやアルミペダル、R.S.ロゴ入りキッキングプレートなどが共通。

異なるのはシートで、「R.S.」が日常使いとバランスさせたスポーツシートを採用する一方、「R.Sトロフィー」ではRECARO製のバケットシートを採用して、ホールド性や軽量化、クルマとの一体感を高めている。

ボディカラーは全4色で、いずれも16万円高ながら「オランジュ トニック・メタリック」がR.S.専用色、「ジョン シリウス・メタリック」がR.Sトロフィー専用色として設定されている。

■グレードおよび価格
メガーヌ R.S.(EDC)=464万円
メガーヌ R.S. トロフィー MT=494万円
メガーヌ R.S. トロフィー EDC=504万円

(zlatan)

画像元:ルノー・ジャポン