第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用する新型iXは、500ps以上を発生する最高出力と0-100km/h加速=5秒以下という俊足、1充電での最大航続距離=600kmを実現している。
詳細なボディサイズは公表されていないものの、全長および全幅はX5、全高はX6、ホイールベースはX7程度の大柄なSUVボディを採用する。
そのデザインは、ネオクラシックな新世代の縦型キドニーグリルを採用しつつ、キャラクターラインを減らした滑らかな形状で描かれている。
ディテールでは、BMW史上もっともスリムな前後のLEDヘッドライトや「i」を象徴するブルーのアクセント、格納式のドアハンドル、フレームレスのサイドウィンドウ、リア幅いっぱいに広がったテールゲートなどが特徴として挙げられる。
インテリアは、先進テクノロジーと上質な家具を想わせる“オーガニック感”を巧みに融合し、ゆったりと過ごせるラウンジのような空間を演出している。
具体的には、12.3インチのインフォメーションディスプレイ+14.9インチのフレームレス・ガラスサーフェス・ディスプレイによる「BMWカーブド・ディスプレイ」をはじめ、六角形のステアリングホイールや斬新にして高品質なシフトレバー周り、ヘッドレスト一体型シートなどを採用する。
2基の電気モーターとe-AWDシステムによる走りは、シームレスかつ低重心感が際立つ。軽量高剛性なアルミスペースフレーム構造とカーボンゲージ、床下いっぱいに敷き詰められたリチウムバッテリーなどを活かし、BMWならではの「駆けぬける歓びの新境地」を提供する。
また、最大200kWの充電容量を実現することで、120kmまで航続できる電力をわずか10分で充電可能とし、バッテリーの10~80%までの充電は約40分で完了する。
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
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