限定150台で設定された「パンダ クロス 4×4」は、SUVらしさを強調する専用エクステリアや走破性だけではなく、パンダ本来の使い勝手の良さや遊び心が凝縮されたモデルとなる。
まず専用ボディカラーの「パステルイエロー」からして、オーナーはもちろん、その姿を見かけた人々まで元気にしてくれそうなエネルギーに満ち溢れている。
そこに樹脂パーツを多用した専用フロントフェイスやスキッドプレート風デザインの前後バンパー、専用フォグランプ、CROSSロゴ入りサイドモールディング、シルバー仕上げのルーフレールを採用することで、癒し系の通常のパンダとは異なる、野性味あふれるスタイルを構築している。
足回りも専用の10スポーク・アルミホイールに、やや太めの175/65R15タイヤを履く(通常のパンダは、6スポーク・アルミホイール×185/55R15タイヤという組み合わせ)。
一方のインテリアは、ブラウンを奢った個性的なカラーリングを採用。フロントシートはCROSSロゴ入りの専用ファブリックやシートヒーターを備え、フルオートエアコンやセンターコンソール収納も装備される。
エンジンは、875ccの直列2気筒マルチエアターボ(85ps/145Nm)を搭載。絶対的なパワー&トルクは小さいものの、6速MTを小気味よく操りながらキビキビと走らせる時間は、オーナーにしか分からない密かな愉しみになりそうだ。
駆動方式は、オフロードや雪道での安心感がやっぱり違う、4WDを採用。また、ダイヤル式のドライブモードセレクターによって、オート・オフロード・ヒルディセントコントロールの3モードを使い分けることができる。価格は263万円。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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