新型「フェアレディZ」に胸アツ! V6ツインターボ+6速MTを搭載!

フェアレディZは、1969年に初代フェアレディZ(S30型)が誕生して以来、6世代・50年以上にわたってピュアスポーツのDNAを継承してきた国産スポーツカーの雄。今回発表されたプロトタイプは、2021年内のデビューが予定されている7世代目にあたる。

歴代Zをオマージュしたそのデザインは、過去のファンだけでなく未来のスポーツカーユーザーに向けた強烈なメッセージになっている。

ロングノーズ&ショートデッキ、そして短いオーバーハングという基本的なプロポーションは、S30を象徴とする伝統的なスポーツカーのそれ。ボンネットフードのバルジやLEDヘッドランプのティアドロップ形状は、S30のデザインを彷彿とさせる。

四角いジオメトリックなフロントグリル開口部は、市販化の際にはブラッシュアップされそうだが、歴代Zの持つアイコンを継承している。

リアセクションは、S30や4代目(Z32型)などを連想させるテールランプを現代風にアレンジし、美しくもハイテックな光の演出が施されている。

コックピットは、最新のデジタル技術と正統派スポーツカーのエッセンスを融合。12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイをはじめ、ブースト圧などを表示する3連メーター、ディープコーン形状とした専用ステアリング、イエローのラインが鮮烈なスポーツシートなどを採用する。

心臓部は、スカイライン400Rに搭載されている最新世代の3.0L・V6ツインターボエンジンを専用チューンする模様で、マニュアルトランスミッション(6MT)の搭載も高らかに宣言されている。

(zlatan)

画像元:日産自動車