2つの蒸留所とダンデライオン・チョコレートがコラボを実現

異色のコラボが化学反応を起こし、魅力が何倍も増幅した商品が生まれることがある。

そんな化学反応が楽しめそうな商品が、Bean to Barチョコレートで知られる「ダンデライオン・チョコレート」から登場する。

■蒸留所とのコラボレーション

ダンデライオン・チョコレートが2020年1月19日(日)から同時発売するのは、岐阜県郡上八幡でスピリッツの製造を行う辰巳蒸留所とコラボしたクラフトジン「CHOCOLATE GIN 2020」と、千葉県大多喜町の薬草園跡に設立されたmitosaya薬草園蒸留所とコラボしたオー・ド・ビー(フランス語で「命の水」を意味する、果物や植物を原料にした蒸留酒)「CHOC & MINT」。

辰巳蒸留所は、辰巳祥平氏がたった一人で初めた日本初の小規模蒸留所で、ジンやアブサン(ニガヨモギを使って蒸留した酒)などを製造している。

mitosayaは、16,000㎡の広大な敷地に約500種類の薬用植物が植えられた薬草園の中あり、果実などからブランデーやオー・ド・ビーなどを作る蒸留所。

両社共に独自の世界観を持ち、果実や植物を原料にスモールバッチ(小ロット生産)、日本のクラフトスピリッツ界を牽引している存在だ。原料や製造、商品へのこだわりはもちろん、お互いのクラフトマンシップに対する共感から今回のコラボレートに至った。

◾︎辰巳蒸留所 x ダンデライオン・チョコレート「CHOCOLATE GIN 2020」

岐阜県下呂にある天領酒造が造る、樽熟成の麦焼酎とダンデライオン・チョコレートの2018年収穫のグアテマラ産カカオ豆のハスク(外皮)とニブを蒸留。

樽由来のバニラ香、麦焼酎の香ばしい風味、グアテマラ産カカオの甘美なフレーバーが、蒸留により絶妙な調和を実現した。

ジュニパーベリーのスパイシーな香りに、ダークチョコレートのほろ苦い余韻が加わった奥深い味わいが魅力だ。

価格:4,546円(税別)
内容量 :500ml
品目:スピリッツ
原材料:樽熟成麦焼酎(天真)、ちこり焼酎、ジュニパーベリー、カカオ
アルコール度数:45%
カカオの産地:カアボン、グアテマラ

◾︎mitosaya x ダンデライオン・チョコレート 「CHOC & MINT」

2019年に発表したmitosayaのオー・ド・ビーを、2018年収穫のダンデライオン・チョコレートのドミニカ共和国産カカオニブを使用しアップデート。

ナッツのような甘さを感じるこの素材をライススピリッツにじっくりと漬け込んだ後に蒸留し、長く残る凝縮した香りと味わいを取り出した。同時に、千葉県鴨川市の農業法人・苗目の無農薬のチョコレートミントを葉の部分だけをより分け、蒸留後にブレンド。

若干加えたマールブランデーのフルーティーで軽快な香りも感じられ、優雅な食後酒として、特にデザートのお供に最適だ。

内容量 / 価格:100ml / 2,200円(税別)、500ml / 9,200円(税別)
品目:ブランデー
原材料:カカオニブ、チョコレートミント、マールブランデー、ライススピリッツ
アルコール度数:42%
使用しているカカオ:ドミニカ共和国産カカオニブ

 

 

こだわりの詰まったクラフトジン、オー・ド・ピーをじっくりと味わってみたいものだ。

発売:ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前、Bean to Bar Lab 蔵前、オンラインストア

※オンラインストアでは、先行予約を開始

https://dandelionchocolate.jp

(Yuko Ogawa)