同時代感覚への鋭い視座「Shades of Time」展が「DESIGNWORKS 銀座」で開催

大人の街、銀座。セレクトショップ「DESIGNWORKS 銀座」では、11月15日から12月2日まで、「DESIGNWORKS GINZA meets ARTS」と題し、様々なアーティストとの空間コラボレーションイベントを開始する。

第1回は、アーティスト渡邊英弘氏による「Shades of Time」展を開催。渡邊英弘氏は、「デジタルとフィジカルが重なり合って現実 / 体験 / 記憶を作り、ジオグラフィックな距離感とテクノロジーでもたらされる遠近感が完全に溶け合っている現代社会。そこで生きる人間たちの揺れ動くアイデンティティから生まれるヴィジョン」をテーマに、さまざまな創作活動を続けている。

彼の作品群は、同時代感覚への鋭い視座で構想され、洗練されたスタイリッシュなアウトプットに仕上げられている。

名前の分からない都市の俯瞰写真、白く塗られた航空機やモックアップのようにビルが林立するシティスケープなど、国や地域を超えて現代人がユニバーサルに感受できる図像と、そこから派生した立体表現には、覚めた批評性とともに、立ち戻りたくなるような「未来への郷愁」とも言えるイマジネーションも滲んでおり、クリスティーズなどのオークションや、Art Baselなど国際アートフェアでも高い評価を得てきた。

本展は、1996年に彼が米国留学から帰国して以降、現在までに創り上げ様々な場所で発表されてきた彼の代表作「Shades of Time」シリーズを今の時点でセレクト。大小約10点の作品を展示・販売する。

渡邊英弘氏本人の音声による作品解説を、スマートフォンなどを使い、店内でも聞ける予定だ。

(Takako.S)

渡邊英弘 Shades of Time
会期 : 2018年11月15日(木)~ 12月2日(日)
会場 : DESIGNWORKS 銀座
東京都中央区銀座6-5-15 銀座能楽堂ビル1階
営業時間:11:00 – 20:00 会期中は無休