新型マカンは、価格も変わらず、ボディサイズも変わらずに登場した。では何が変わったかというと、デザインのブラッシュアップ、パワートレーンの改良、そして最新コネクティビティの採用だ。
まずデザインでは、印象的な造形のLEDヘッドライトやワイド感を強調したフロントフェイス、3DのLEDリアライトなどを採用。また、ボディカラーに新色の「マイアミブルー」「マンバグリーンメタリック」「ドロミテ・シルバーメタリック」「クレヨン」が追加された。
2.0Lの4気筒ターボエンジンには、進化した燃焼技術と微粒子燃料フィルターを採用。燃費を改善させたトレードオフとして、カタログ上の最高出力こそ従来の252psから245psへとややダウンしているものの、最大トルク(370Nm/1,600-4,500rpm)や0-100km/h加速(6.7秒)の数値は変わらない。新欧州サイクル燃費は8.1L/100km(≒13.3km/L)。
コックピットには、従来の7.1インチから10.9インチへと拡大されたフルHDタッチスクリーンが鎮座する。今回から「ポルシェコネクト」と「オンラインナビシステム」が標準装備となり、クラウドデータやスマホなどを活用した最新のドライバーサポート機能を活用できるようになった。
オプション装備も充実。911と同じ方式の「GTスポーツステアリング」、イオン空気清浄機、トラフィックジャムアシストなどが新たに設定された。
また、現在のところ詳細は不明だが、デリバリーは装備内容を充実させた“ファーストエディション”や、よりスポーツ志向の“シュポルトエディション”から順次スタートするようだ。
■グレードおよび価格
マカン=699万円
マカン “ファーストエディション”=889万2,000円~932万6,000円
マカン “シュポルトエディション”=916万4,000円~959万8,000円
(zlatan)
画像元:ポルシェ・ジャパン
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