世界各国の魅力的な眼鏡、アンティークの眼鏡や器具類まで揃う、他とは一線を画す眼鏡店が代官山にある。
先月、グローブスペックス代官山店は店舗スペースを拡張オープン。これまでにない新しいコンセプトの眼鏡店が誕生した。
■眼鏡の最高の楽しさと喜びを生み出す’’工場’’のような場所
現在の代官山店の隣にオープンした、その名も ’’FACTORY’’。
眼鏡の最高の楽しさと喜びを生み出す’’工場’’のような場所に、という想いが込められた店内は、ポーランドなどの東欧諸国や旧東ベルリンといった地域の工場をイメージした。
東欧諸国をはじめとする 世界各地の工場で使用されていた照明や什器類。バーカウンターや煉瓦造りの壁などが’’FACTORY’’内に重厚な雰囲気を演出している。
非常に貴重で美しいアンティークのレンズ加工機やレンズメーターも展示。
■メガネへの好奇心が刺激される空間
今回のもう一つテーマ、それは”MUSEUM”。
2F 検眼室と待合スペースを中心に、眼鏡の歴史を知る上で非常に貴重かつ重要なアイテムを多数展示している。
ずらりと並ぶ品々はまさに博物館級だ。
・Museum Showcase
・Concierge Desk
・An assortment of small instruments for eye refraction
1950年頃の検眼・度数検査用の機器一式。
・clip-ons by ZEISS
1930年頃のドイツ・イェーナ地方 Carl Zeiss社製クリップオン。
・Three special goggles
1890年頃のフランス・ジュラ地方製。典型的なリーディング用スタイルの初期型ハーフアイ眼鏡。
・Testing box
フランス・パリ製。1890年頃の検眼用レンズ一式。
・very early Bifocal eyeglasses
アメリカ製。1920年頃、ごく初期の遠近両用眼鏡。
・Federal lens gauge、brass stand magnifiers
1950年頃のレンズゲージ計測器(アメリカ製・中)、1900年頃の真鍮製の拡大鏡(イギリス製・左右)。
・ANATOFORM
ドイツ・ベルリン DE TREY社製。1950年頃の測定器。
・Typical glasses for the common folks
1840年代のフランス製。庶民が使う一般的な眼鏡。
グローブスペックス代官山店は眼鏡好きにはたまらない空間。眼鏡の奥深さに一層ハマってしまうこと間違いなしだ。
(haruyama)