先日も概要をお伝えした新型フォレスターのボディサイズは、全長4,625×全幅1,815×全高1,715(ルーフレール装着車は1,730)mm、ホイールベース2,670mm。先代よりもひと回り大きなパッケージによって、左右乗員間や後席スペースのゆとりを増し、家族みんなが快適に過ごせる移動空間とした。
その一方、最小回転半径を先代から+0.1mの5.4mに抑えるとともに、低速域での取り回しの良さと高速域での直進安定性を両立したVGRステアリングギヤボックスを採用し、運転のしやすさもキープしたという。
パワートレーンでは、新採用の2.0リッター直噴NA水平対向エンジン(最高出力145ps/最大トルク188Nm)+電動技術(モーター最高出力13.6ps/最大トルク65Nm)=「e-BOXER」に注目したい。
e-BOXERを搭載する「アドバンス」グレードでは、リチウムイオンバッテリーを採用したモーターアシストによって、力強い加速と18.6km/L(JC08モード)の好燃費を両立する。さらにX-MODEやアイサイトと協調制御し、モーターアシストを活かした悪路走破性や追従走行時の燃費性能も高めている。
一方、2.5リッター直噴NA水平対向エンジン(最高出力184ps/最大トルク239Nm)には、エントリーグレードの「ツーリング」、装備充実の「プレミアム」、よりアクティブな「X-BREAK」が設定される。JC08モード燃費は14.6km/L。
安全装備も充実し、全車速追従機能付クルーズコントロールにレーンキープアシストや操舵機能を組み合わせた「アイサイト・ツーリングアシスト」、「後退時自動ブレーキシステム」などを全グレードに標準装備。さらに居眠りやわき見運転などを警告する「ドライバーモニタリングシステム」もスバル車として初採用した。価格は正式発表されていないものの、ディーラーに足を運べば教えてくれるだろう。
(zlatan)
画像元:SUBARU
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