自転車で里山・里海の魅力を再発見!南三陸町のサイクルツーリズムがスタート!

東日本大震災後、震災に関わるプログラムへの参加者や来町者が数多く南三陸町(宮城県)を訪れた。しかし徒歩や車で立ち寄られる場所は、どうしても限定されてしまう。

そこで地域に眠る魅力を体感してもらうプログラムとして、震災の爪痕だけでない「南三陸町」本来の魅力を楽しめる新たな観光として​提案されたのが「みなチャリ!」だ。

南三陸町観光協会では5月5日(自転車の日)より『南三陸 里山×里海サイクリング みなチャリ!』をスタート。南三陸に暮らす住民がツアーガイドになり、地域に受け継がれる伝統や文化を紹介。

ガイドの案内で人々の暮らしや生業に触れながら、田舎の風景をゆっくりと楽しみ、コース上の民家に立ち寄って休憩できるスローサイクルツーリズムとなっている。

「みなチャリ!」3つのポイント
1:南三陸町を支える里山・里海の自然と文化
2:家庭でお茶っことお茶菓子をいただきながらの交流
3:震災から立ち上がった人々との出会い

道中では自然豊かな風景だけでなく、様々な町民と出会える。それぞれの生業や生きがいに触れることで、​震災から立ち上がった強さや、自らの故郷をみんなで支える逞しさを感じたい。

さらに、全国的にも実例が少ない「民家への立ち寄り・交流」も地域住民の協力もあり実現。お喋り好きな地域の方々と縁側でお茶やお漬物をいただきながら休憩し、地域の温かさに触れられる。​

■サイクリングコース​について
里山コース「The Satoyama Slow Life」
コースの舞台となるのは、砂金や養蚕など様々な産業に従事し、自然豊かな土地の中で自立した生活を営んできた入谷地区。この地に残る古くからの伝統や震災時に活かされた教訓などを、地域ガイドが魅力たっぷりに紹介。

距離:約12km
特徴:アップダウンが少なく、平坦な田園風景の中を走行

「南三陸 里山×里海サイクリング みなチャリ!」では、ガイドブックには載っていない、車では見逃してしまうような地域の宝物を紹介。新緑の5月からスタートするので、家族や友人同士で気軽に自転車旅を楽しんで欲しい。

定員:3名(最少催行人数:1名)
料金(※全て税込み価格​)
1名=8,000円/1人
2名=4,000円/1人
3名=3,000円/1人
(プログラム料金に含まれるもの:ガイド料、自転車等のレンタル料、保険料)
​催行時間:(所要時間:約2時間)
・午前の部 10:00~12:00
・午後の部 13:30~15:30
貸し出し品:クロスバイク(27.5インチ GRAVIER)、ヘルメット、サイクリンググローブ


午前の部:https://minatabi.good-travel.info/provider/plans?providerId=10&planId=111
午後の部:https://minatabi.good-travel.info/provider/plans?providerId=10&planId=112

 

 

(田原昌)