もはや王道。邪道と言われたポルシェ・パナメーラが第2世代へ

全方位にわたって進化を遂げた新型パナメーラ。まずデザイン面では、ポルシェの代名詞たる「911」との親和性をさらに強めている。具体的には、“フライライン”と呼ばれるリアに向かって傾斜するルーフ、サイドウィンドウの輪郭、切れ長のLEDテールランプなど、911譲りのデザインが随所に見られる。

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ボディサイズは、全長5,049(従来比+34)×全幅1,937(同+6)×全高1,423mm(同+5)、ホイールベース2,950mm(同+30)。

元々の伸びやかでダイナミックなプロポーションが、さらに際立った印象だ。

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インテリアの変化は、大胆不敵。

ポルシェ伝統の5連メーターは、中央のタコメーターのみアナログ計で左右はTFTモニターとなった。このモニターは、時にナビ画像やオーディオ表示、ドライビングモードやナイトビジョンといった各種情報を表示する。

従来まで航空機のようにずらりとスイッチが並んでいたコンソール部も一新。タッチセンサー式のブラックパネル・コントローラーへとデジタル化され、モダンかつクリーンな印象へと様変わりしている。

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心臓部には、最新のV6ならびにV8ツインターボを搭載する。「4S」の2.9リッターV6ツインターボは最高出力440ps(従来比+20ps)/最大トルク550Nm(同+30Nm)、「ターボ」の4.0リッターV8ツインターボは550ps(同+30ps)/770Nm(同+70Nm)を発生し、ポルシェ製グランツーリスモに相応しいパフォーマンスを放つ。

「4S」は4.4秒、「ターボ」は3.8秒で、100km/hの世界へと突入する(スポーツクロノ搭載車の場合はさらに0.2秒短縮)。

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憧れとしての価値をさらに高めた新型パナメーラの予約注文は、来たる7月28日(木)から始まる。

■グレードおよび価格
パナメーラ 4S=1,591万円(右ハンドル)
パナメーラ ターボ=2,327万円(右/左ハンドル)

(zlatan)

画像元:ポルシェ・ジャパン