永遠のアイコン、ジープ・ラングラーに待望のソフトトップ仕様が登場

6月16日に発売された「ジープ・ラングラー アンリミテッド Sport Soft Top Edition(スポーツ ソフトトップ エディション)」は、1941年に誕生したジープブランドの創立75周年を記念し、5人乗りのロング版「ラングラー アンリミテッド」をベースに、初のソフトトップを採用したモデルだ。

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今回は75周年にちなんだ75台限定となるが、反響次第ではカタログモデルに昇格しても不思議ではない……というよりも、ぜひお願いしたいぐらいに魅力たっぷりだ。

なぜなら、通常のハードトップ仕様はフルオープンにできるとはいえ、3枚のパネルを外し、そのパネルをガレージなどに収納しておく必要がある。作業自体も手間がかかるし、ドライブの途中で雨にでも降られたら目も当てられない。スタイルは◎だが、使い勝手は△と言わざるをえない。

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その点、今回のソフトトップ仕様であれば、ハードトップ仕様のネガをすべてクリアに、晴れ晴れとしてくれる。プレミアムアクリル素材を使用したソフトトップは4重構造とされ、遮音性や耐久性への配慮も万全。開閉は手動で行うものの、前席からラゲッジルームまで、簡単にフルオープンにできるところもポイントだ。

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搭載するパワートレーンは、最高出力284ps/最大トルク347Nmを発生する3.6リッターV6自然吸気+5速AT。メカニズム的に新鮮味はないものの、吹け上がりの気持ちよさや低回転域からの芳醇なトルクなど、V6ならではの味が堪能できる。

燃費は7.5km/L(JC08モード)と物足りないが、ファッションと同じく、ヤセガマンしてでも乗りたい魅力がジープにはある。また、見晴らしのよさに加え、ロングホイールベースを活かした直進安定性の高さは特筆もので、ロングドライブも快適だ。

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ボディカラーは、爽やかなブライトホワイトクリアコート(限定50台)と、ブラッククリアコート(限定25台)の2色。価格はハードトップ仕様と同じ、396万3,600円に設定されている。

アウトドアにキャンプにと忙しい夏。ジープがある生活は、この夏をもっと輝かせてくれるに違いない。

(zlatan)

写真:FCAジャパン