新型「MINIクラブマン」では、ひと目でMINIファミリーと分かるデザインキューはそのままに、クラブマンならではの新たなアプローチも見られる。
もっとも印象的なのは、後続車のドライバーの目に焼きつきそうなバックショットだ。LEDのテールランプは縦方向ではなく横方向に伸び、観音開きのバックドアと相まって、個性的なスタイルを作り出している。
また、BMWブランド車と同じくスッキリとしたフィンアンテナを採用。コントラスト仕上げのルーフとミラーキャップは、ホワイト・ブラック・シルバーの3色が用意される。
ユニークなクラブドアは廃止されたものの、後席乗員の乗り降りのしやすさをはじめ、使い勝手の面では明らかに新型の方にメリットがある。
ボディサイズは全長4,255×全幅1,800×全高1,440mm。旧型からは275mm長く、115mmワイド。5ドアハッチのMINIからは255mm長く、75mmワイドで、5mm背が低い。ボディと室内空間の拡大により、乗車人数はこれまでの4人から5人へと増えている。
ドアを開ければ、MINIらしい“楽しいインテリア”が広がる。255の色調と12段階の明るさを選択できるLEDのアンビエント・ライトを使って、室内のムードを一変させるのも楽しい。
イージー・オープナー機能付きのバックドアは、リモコンやバンパー下で足を動かすだけでドアを開けることができる。ラゲッジ容量は5人乗車時360リッターで、40:20:40の分割可倒式リアシートを倒せば最大1,250リッターまで広がる。
モデルラインアップは、136ps/220Nmの3気筒ガソリン「クーパー クラブマン」、192ps/280Nmの4気筒ガソリン「クーパーS クラブマン」、150ps/330Nmの4気筒ディーゼル「クーパーD クラブマン」という3タイプが用意される。
ドアを5枚から6枚へ、乗車人数を4人から5人へと増やし、使い勝手や楽しさが増した新型「MINIクラブマン」。日本での価格や発売時期についてのアナウンスは無いものの、オフィシャルサイトがすでに更新されていることを考えると、日本登場もそう遠くないと言っていいだろう。
(zlatan)
写真:BMW GROUP
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