日本では馴染みの薄いピックアップトラックだが、世界的にはレジャー用としても商業用としても人気のジャンル。とくに北米やオーストラリア、中南米、タイなどで多く見られる。ダイムラーとしても、中長期的な成長には欠かせないジャンルと位置付けている。
「2020年までに発売する」と予告されたメルセデス・ベンツ初のピックアップトラックは、NISSANの「NP300」とアーキテクチャの一部を共用して製造され、そこにメルセデスらしいラグジュアリー感や剛健さが表現されていく。
サイズ的には、1トンピックアップになる。あまり知られていないが、NISSANのこの市場における歴史は古く、1933年以来、1,400万台以上を生産している。
現在では世界第2位のピックアップトラック・メーカーというポジションだ。ルノーブランドでは既に「NP300」を活用したピックアップトラックが送り出されている。
北米ではフォードやシボレーなどがリードするピックアップトラック市場。来たる2020年、メルセデス・ベンツがここに「ラグジュアリー感」や「好燃費のパワートレイン」、「先進の安全技術」などを携えて乗りこんでいく。
(zlatan)
写真:ダイムラーAG.
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