セレブに大人気!ベンツGクラスの35周年記念モデル

メルセデス・ベンツのクロスカントリー・モデル『Gクラス』に、デビュー35周年を記念し内外装に特別装備を施した限定車がリリースされた。ミリタリーペイントのイエローオリーブマットに塗られた『G63AMG 35thアニバーサリーエディション』が35台、『G350ブルーテック 35thアニバーサリーエディション』はマグネタイトブラックが130台、ポーラーホワイトが70台の限定数となる。

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限定車をタイミングよく発売するメルセデス・ベンツ日本の戦略は巧みだ。ベースとなるG63AMGは、最高出力544ps、最大トルク760Nmを発生する5.5リッターV型8気筒ターボエンジンを搭載したスペシャルモデル。故に『Gクラス』の起源ともいえるミリタリーペイントを施した。もともと『Gクラス』はNATO軍用に収めるための車両として製作された経緯があるのだ。 ちなみに『Gクラス』のGは、ドイツ語で『ゲレンデ(不整地)ヴァーゲン(クルマ)』の頭文字をとったもの。今風に言えばSUVということになるのだが、強靭なボディと本格的な走破性能をもつ『Gクラス』は、そもそも資質が違うため一線を画す必要がある。

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一方、クリーンディーゼルの3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載したG350ブルーテックには、人気のボディカラーを設定。中古車市場でもこの傾向は顕著で、黒と白は別格に扱われている。また、排気量からイメージすると走りが気になるところだが、最高出力こそ211psと控えめでも、最大トルクは540Nm。5.5リッターV型8気筒エンジンを搭載したG550の最大トルクを10Nm上回る実力をもつ。 外装も通常では設定のないAMGのオーバーフェンダーと専用のチタニウムグレーペイントを施した18インチホイールを装備。エントリーモデルの引け目を感じさせない。 価格は『G63AMG 35thアニバーサリーエディション』が1,950万円、『G350ブルーテック 35thアニバーサリーエディション』が1,050万円となっている。

メルセデス・ベンツ日本公式サイト