秋の旅情と絶景を楽しむ!国内の贅沢ゴルフコース5選

秋はゴルフの季節!近場で手軽なラウンドもいいが、たまには贅沢&非日常を味わうゴルフコースはどうだろう。
旅情と絶景の国内コースを5つご紹介。

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■帝王ジャック・ニクラウス最高のコース『北海道クラシックゴルフクラブ』

北海道でも有数の美しさを誇る林間コース。
「私が手がけた日本のコースの中で、最高のコースであることは間違いない」とジャック・ニクラウスが評したコースは、戦略性の高さも魅力。コースメンテナンスも抜群でゴルフ好きを真に満足させるコースと言える。

新千歳空港からタクシーで約15分と好アクセス。ちょっと興味深いご近所さんにノーザンファームや吉田牧場など、競走馬生産の有名牧場がある。足を伸ばせば懐かしの名馬に会えるかも……。
北海道クラシックゴルフクラブ


■日本最南端にして最西端の本格ゴルフコース『リゾナーレ小浜島カントリークラブ』

星野リゾートが手がけるゴルフコース。
八重山諸島の真ん中に位置する小浜島は、石垣島から高速船で25分。
珊瑚礁、ガジュマル、原色の花々など夢のような色彩の中で、アメリカンスタイルの本格派リゾートゴルフを楽しめる。 

ラグジュアリーリゾートである『リゾナーレ小浜島』は、離島巡りやマリンスポーツ、島の食材をふんだんに使ったご馳走など、ゴルフ以外の要素も充実。また、星空の美しさは言葉では言い表せないほど。カップルでのゴルフトリップにイチオシだ。
リゾナーレ小浜島カントリークラブ


■青森の海辺でスコットランドの寂寞を思う『夏泊ゴルフリンクス』

セントアンドリューズの風景をご存知だろう。スコットランドの由緒正しい“リンクス”の姿だ。
青森県の『夏泊ゴルフリンクス』は、日本では稀な本格的リンクスの趣きを持つコース。
海からの風、海岸特有の植生そのままのラフなど、牧歌と寂寥がせめぎ合う絶景はスコットランドでラウンドしているような気分を味わわせてくれる。

宿泊施設の充実も魅力だ。ゴルファー以外にも人気の海浜ロッジはとてもラグジュアリー。夏泊半島で唯一の温泉に入浴して、静かなひとときを過ごしたい。
夏泊ゴルフリンクス


■ノーブル&ノスタルジックな日本最古のゴルフコース『神戸ゴルフ倶楽部』

六甲山にイギリス人貿易商A.H.グルームがこのコースを作ったのは1903年(明治36)。
関西財政界では「廣野ゴルフ倶楽部」「鳴尾ゴルフ倶楽部」とともに御三家と称される名門中の名門だ。
手づくりの丘陵コースは自然の起伏を豊かに残し、持ち歩くクラブの本数は10本制限となれば難易度のほどは自ずと知れる。
またキャディーは関西有数の名門大学や大学院の男子学生たち。その気位の高さは、まさに選ばれた紳士のみに許された場所の証である。

クラブハウスのレストランやバーももちろん一流だが、六甲山というロケーション柄、周囲には魅力的な飲食店も多数。ロマンチックな夜景を見ながら神戸らしいクラシックな洋食を味わうのも楽しい。
神戸ゴルフ倶楽部


■逆さ富士に息を飲む、絶景の上質コース『鳴沢ゴルフクラブ』

何と言っても池越えの8番ショートホール。
富士山に向かってのティーショットは爽快だ。また、天気に恵まれると池には逆さ富士が映ることも。池と富士と緑が織りなす風景はまるで絵画のよう。

東京都心から90分というアクセス、首相も訪れたという総合的な質の高さ、あとは祝!富士山の世界遺産登録(?)という意味でも今行きたいコースである。
周辺グルメでは富士河口湖町の『鹿肉』がオススメ。富士山麓の鹿を食べさせる店が多く、本格ジビエ料理から鹿カレーまで、さまざまな調理法で楽しめる。
鳴沢ゴルフ倶楽部

(くぼきひろこ)