けたたましいベルで起こされた日はどうにも調子が悪い。普段からそうお悩みならば、「Barisieur」の正規リリースを今から待ち望もう。
イギリスのインダストリアルデザイナー、Josh Renouf氏が考案した「Barisieur」は、セットした時間になるとアラームを鳴らすのではなく、ドリップコーヒーを入れてくれるというアーキテクチャだ。
寝る前にすることは3つ。ボトルに付属のステンレス球と水を入れること。
フィルターにコーヒーの粉を入れること。
そしてコーヒーを淹れる時間をセットすることだ。
時間がくるとIHヒーターがボトル内のステンレス球を過熱して水を沸騰させる。発生した蒸気圧が熱湯をフィルター側に送り込み、コーヒーがドリップされる仕組みだ。
ベースにはコーヒー粉、シュガーなどを入れられるストッカーがあり、セッティングはカンタン。もちろんミルで牽いたばかりのコーヒー粉を使い、ベッドルームを焙煎香で満たしながらの安眠もいいだろう。