ジャガー･ランドローバーは8月14日、「ペブルビーチ・オートモーティブ・ウィークエンド 2014」において、最高出力550PSを誇るハイパフォーマンスモデル「レンジローバー･スポーツSVR」を世界初公開した。
ランドローバーが、スポーツ性能とオールテレイン走破能力の融合したSUVとして2005年に発売した「レンジローバー・スポーツ」は、これまでに50万台生産されてきた。今回公開された「レンジローバー･スポーツSVR」は、スペシャルモデルの開発を担当するジャガー･ランドローバー･スペシャル･ビークル･オペレーションズによって開発されたハイパフォーマンスモデルだ。
「レンジローバー･スポーツSVR」に搭載される5.0リッターV8スーパーチャージドエンジンは、最高出力550PS、最大トルク680Nmを発生する。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は260km/hに達する。ZF製の8速ATと組み合わされ、さらに最適化された4WDシャシーによりあらゆるコンディションでも高いパフォーマンスを発揮するという。
ランドローバー史上、最も速くパワフルな「レンジローバー･スポーツSVR」は、ニュルブルクリンク北コースで8分14秒のラップタイムを記録し、量産型SUVとしては圧倒的なパフォーマンスを示した。またオンロードのみならず、本来「「レンジローバー･スポーツ」に期待されるオフロード性能に関しても妥協は許していない。そんなハイパフォーマンスSUV「レンジローバー･スポーツSVR」は2015年の発売予定。
なお今後「SVR」の称号は、スペシャル・ビークル・オペレーションズが手掛けるランドローバーとジャガーの高性能モデルにのみ付与されるとのこと。