北米イヤー・カー戦線はBMWが中心か?

今年も北米カー・オブ・ザ・イヤーの季節がやってきた。8月1日に発表された第一次選考リストは以下の28台。この中から12月にファイナリスト3台が絞りこまれ、年明けのデトロイト・モーターショーで大賞が発表される。

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アキュラTLX、アルファロメオ4C、アウディA3、BMW M3セダン/M4クーペ/i3/i8、キャデラックATSクーペ、クライスラー200、ダッジ・チャレンジャー/チャジャー、フォード・マスタング、ホンダ・フィット、ヒュンダイ・ジェネシスセダン/ソナタ、ジャガーFタイプ・クーペ、キアK900、レクサスRC、マセラティ・ギブリ、メルセデス・ベンツBクラスEV/Cクラス/Sクラス・クーペ、スバル・レガシィ/WRX&WRXSTI、トヨタ・カムリ/ヤリス(ヴィッツ)、VWゴルフ、ボルボV60。

今年のノミネート最多メーカーはBMW。スポーツモデルのMが2台、EVのi3、プラグイン・ハイブリット・スポーツのi8と計4台がノミネートされた。また、SUVとトラックは乗用車とは別にイヤー・カーを選定するのだが、コチラはX4がノミネートされている。

エントリー条件には年間販売台数が5000台以上というくくりがあるのだが、メルセデスのSクラス・クーペもノミネートされ、北米でのビッグサイズ・クーペ人気の根強さを物語る。

一方、欧州のイヤー・カー争いも見逃せない。コチラは以下の29台がノミネートされている。

アウディTT、BMW2シリーズ・アクティブツアラー/2シリーズクーペ/i8/X4、シトロエンC1/C4カクタス、フィアット500X、フォード・エコスポーツ/モンデオ、ヒュンダイi20、インフィニティQ50(スカイライン)、ジープ・レネゲード、キア・ソウル、レクサスNX/RC、メルセデス・ベンツCクラス/GLAクラス/Sクラス・クーペ、日産・パルサ/キャシュカイ/エクストレイル、オペル・コルサ、プジョー108、ポルシェ・マカン、ルノー・トゥインゴ、シュコダ・ファビア、スマート・フォーツー/フォーフォー、スバルWRX ST、スズキ・セレリオ、トヨタ・アイゴ、VWパサート。

マーケットに違いはあるものの、それぞれの地域性を含んだイヤー・カー争いの成りゆきは今後も注視したいポイントだ。