イギリスのカスタムギターメーカーHarrison Custom Guitarが、アルファロメオをモチーフとしたカスタムギターの受注を開始。11本限定で発売される。アルファロメオの三角グリルを髣髴させるボディ、アルファロメオ独特の赤の色使い(アルファレッド塗装)、エンブレムを使ったボリューム調整部分、ネック部分にあしらわれた「クアドリフォリオ」のマーク、これほどまでに遊び心を感じるギターはそう多く存在しない。
今回どのような経緯で製作までに至ったかというと、Foo Fightersのギターボーカルや元Nirvanaのドラマーであるデイヴ・グロールが監督を務めた映画「SOUND CITY」のプレミアにあわせて製作されたもので、コレクターなどから生産を望む声が多く寄せられたため、製作に至ったという。
アルファロメオはこれまでも、マーシャルとコラボレーションをして「MiTo」のデモカーも公開しているが、その紹介映像にも今回のカスタムギターが登場している。
他の仕様を説明すると、ピックアップはストラトキャスタータイプの3連タイプ(アームストロング社製)、背面部分などには「アルファロメオ4c」をイメージしたカーボンパネルが採用され、エンブレムの裏側には、製作者のシグネチャーと製造番号を刻んだプレートが設置される。
このカスタムギターは、11本の限定で受注を開始しており、値段は4000ポンド。
日本円にして70万円程度の価格となっている。
(Lion-Maniacs)
http://www.harrisonguitars.co.uk/