ボルボからディーゼル仕様のプラグイン・ハイブリット

世界的に新世代ボルボの販売が好調だ。2014年3月まで過去9ヶ月間に渡り前年同月比を上まわる勢い。たとえは古いがまさにイケイケ状態なのだろう。そしてウワサのニューモデルもいずれ日本に上陸するはずだ。
47866_1_5_2ボルボが世界初と自負するディーゼルエンジン・ベースの『V60プラグイン・ハイブリット』を発売する。この件については2012年の来日時、ステファン・ヤコビーCEOが経済紙のインタビューで予告していた。EUでは2015年9月から新排気ガス規制のユーロ6が施行されることになっている。よって、北米や日本の厳しい排気ガス規制もクリアできるということだろう。

搭載されるパワーユニットは、最高出力215psを発生する2.4リッターの直列5気筒ディーゼルターボエンジンと70psのモーターを組み合わせたもの。トランスミッションは6速AT。興味深いのは前輪をエンジンで、後輪をモーターで駆動するAWDという点だ。走行モードは3つあり、EVモードでは航続距離が約50km。通常使用するハイブリットモードの最大航続可能距離は約1000kmというから、東京から青森まで無給油で行ける計算に。ちょっと積極的に走りたい時にパワーモードを選べば0-100/km加速6.1秒のパフォーマンスが味わえる。また、ボルボの既存のラインナップ同様、V60プラグイン・ハイブリットにもスポーティな装備を奢ったRデザインが設定される。

気になる充電時間はアンペア数にもよるが、230V10アンペアで約4.5時間。このあたりは各国に対応した仕様により若干の差があるだろう。