早くも人気沸騰! アルファロメオ4Cスパイダー

昨年ジュネーブモーターショーで話題をさらったアルファロメオ4Cに早くもオープントップモデルが登場した。デザインを担当したのはアルファロメオ・スタイリングセンター、いわゆるチェントロ・スエィーレ。
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2015年の市販化を目指したデザインプレビューとして今回ジュネーブに出展された『4Cスパイダー』だが、随所に意欲的なトライがうかがえる。

一見してわかる変更点は、まずヘッドライト。クーペモデルの4Cでは5つのLEDを配していたが、よりシンプルにデザインしクリアカバーで覆った『クラムシェル・ヘッドライト』を採用。4Cのデザイン・アイデンティティとなる『ティーポ33/2 ストラダーレ』をより鮮明に印象付けた。

リアにまわるとエキゾーストを左右分割タイプから中央にまとめたデュアルステージ・セントラル・エキゾースト・システムが目を引く。機能的には電動開閉式のバルブを備えた2モード式のエキゾーストだが、チタン製のテールパイプとカーボン製のカバーを組み合わせファッション性と機能美を両立。そのスタイルはモトGPなどで活躍するアクラポヴィッチ社が手掛けている。外観ではその他、Aピラーやロールバーをカーボンパーツで覆うなど、その仕上がりは美しい。

パワートレインは『4C』を踏襲するが、車重は若干増える模様。それでも1000kg以下に納める予定というから期待値は高まる一方。なお、現状ではルーフにソフトトップを採用している。