「マインドフルネス」を実践するビジネスマンが増えている。
マインドフルネスは、日本文化でもある「禅」の瞑想がベースとなったものだ。
戦前に英文で書かれた鈴木大拙『禅と日本文化』の出版により、禅は世界で独自に展開した。21世紀に入ってからは米シリコンバレーで「マインドフルネス」として急速に普及し、グーグルはじめ著名企業の社員研修プログラムにも組み込まれるようになった。
そこで、仏教の禅と世俗的文脈でのマインドフルネスの相違を踏まえながら、あらためて日本文明にとって禅とは何かを考えるシンポジウムを、一般財団法人・日本文明研究所が5月26日(金)に開催。
日本文明研究所は、日本のアイデンティティを追求すべく、主に「思想・哲学・倫理領域」「経済経営領域」「工芸・技術領域」「医療領域」「総合領域」の5領域に関する日本文明への研究を深め、日本及び世界の未来の平和と継続的発展へ貢献することを目的とする研究所だ。
今回のシンポジウムは、日本文化研究所所長である猪瀬直樹が、曹洞宗国際センター所長藤田一照師、一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)創設者木蔵シャフェ君子理事を迎え、パネルディスカッションを行う。
曹洞宗国際センター所長で、17年間米国にて坐禅指導、マインドフルネスを西洋に普及することに貢献したティク・ナット・ハン師やジョン・カバット・ジン氏と親交を持つなど禅とマインドフルネス双方に精通する藤田一照師。
脳科学とマインドフルネスを基にGoogle本社が開発した社員研修プログラムを日本企業に提供する社団法人MiLI(マインドフルリーダーシップインスティテュート)創設者、木蔵シャフェ君子理事。
第18回大宅壮一ノンフィクション賞作家、元東京都知事、現大阪府市特別顧問、日本文化研究所所長猪瀬直樹。
■日時
※当日の会の様子はニコニコ生放送で中継。
■参加方法
以下URLから申し込み。
http://www.japancivilization.org/
一般財団法人・日本文明研究所は、日本のアイデンティティを追求すべく、主に「思想・哲学・倫理領域」「経済経営領域」「工芸・技術領域」「医療領域」「総合領域」の5領域に関する日本文明への研究を深め、日本及び世界の未来の平和と継続的発展へ貢献することを目的とする研究所だ。