東京・上野で新進気鋭のアーティスト作品との出会いを楽しむ|12月は伊藤尚彦氏が登場

東京・上野にあるツーリストホテル「ホテルリソル上野」内のアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」にて、12月1日(日)から31日(火)までエディトリアルデザインなどで活躍する伊藤尚彦氏の特設展示が行われる。

展示されるのは、「HOTOKE」「UENO」「室内」「田園」といった新作4点。いずれも今回の展示のために描き下ろされた作品だ。アートに関心がある人は足を運んでほしい。

「室内」(2024/油彩/F12号)

「室内」(2024/油彩/F12号)

「Resol Gallery Ueno」でアートと出会う

「ホテルリソル上野」では、上野という地域の特徴を活かし、アートと下町の文化を調和させるホテルづくりを目指している。

「Resol Gallery Ueno」は、そんな同ホテルが新進気鋭のアーティストとゲストを結びつける場として今年2月に設立したアートギャラリーだ。ここでは設立以来、さまざまなアーティストの作品を展示。地元住民やゲストを魅了してきた。

伊藤尚彦氏の新作を4点展示

12月に展示を手がける伊藤尚彦氏は、東京藝術大学デザイン科を卒業後、制作会社を経て独立した人物。現在は銀座で個展を開催するなどして活躍しており、雑誌の表紙やエディトリアルデザインなどでも多彩な才能を見せている。

同氏は同展のため、「HOTOKE」「UENO」「室内」「田園」といった4作品を制作。いずれも白と黒を基調としており、どこか懐かしさのある印象に仕上げた。

特に注目したいのは「UENO」という作品。同作には「R」のロゴを掲げたホテルリソル上野を想起させる建物、そして上野の象徴である神社仏閣が描かれており、新旧の文化が交錯する上野の街を見事に表現している。

「UENO」(2024/油彩/F60号)

「UENO」(2024/油彩/F60号)

また、仏像をモチーフにした「HOTOKE」も面白い。象徴的でありながらデフォルメされたデザインが印象的だ。

「HOTOKE」(2024/油彩/F60号)

「HOTOKE」(2024/油彩/F60号)

「Resol Gallery Ueno」は、毎月さまざまな作品が無料で展示され、アーティストにとっては発表の機会、ゲストにとってはインスピレーションを得られる貴重な場所となっている。アートを通じて上野の街を再発見し、文化と歴史に触れてほしい。

伊藤尚彦 特設展示
期間:12月1日(日)~31日(火)
開館時間:10時〜20時※宿泊者は24時間入場可能
会場:「ホテルリソル上野」リビングロビー内 アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」
所在地:東京都台東区上野7丁目2-9
入場料:無料

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000136681.html

(IKKI)