世界文化社が昨年発売直後に即完売した『スター・ウォーズ タイムライン』を重版し、再びファンの手元へ届ける。
同書は、映画、ドラマ、アニメ、コミック、小説など、あらゆるメディアで展開されてきた「スター・ウォーズ」作品を時系列でまとめたビジュアル年表。全352ページで、映画だけでは描かれなかった経緯やキャラクターの詳細も解説する。
年表を使ってスター・ウォーズ史を一目で解説
前述の通り、『スター・ウォーズ タイムライン』は壮大な銀河の歴史を時系列で整理し、複雑に絡み合う物語を視覚的に理解できるようにしたビジュアル年表。反乱、陰謀、戦争、誕生、死などの主要な出来事をグラフ化しており、物語の流れを直感的に把握できるよう工夫している。
同書では数十世紀にわたる銀河の歴史を大きく7つの年代に分け、それぞれの時代ごとの出来事を詳細に解説している。
例えば、ジェダイの起源を探る「初期の歴史」、シスの策略とクローン大戦を描く「ジェダイの滅亡」、帝国崩壊後の「新共和国」、そして「ファースト・オーダーの台頭」といったように物語を整備。どのエピソードがどの時代に属しているかが一目でわかるはずだ。
もちろん、映画以外のメディアで語られたストーリーも網羅。物語の背景を深く理解できるだけでなく、再度作品を観返す楽しみが広がる。
キャラクターと惑星に焦点を当てた小史も充実
『スター・ウォーズ タイムライン』は、ルーク・スカイウォーカーやアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、ボバ・フェット、そしてマンダロリアン(ディン・ジャリン)といった主要キャラクターの歴史をビジュアルで紹介。また、ナブーやコルサントといった惑星に焦点を当てた解説も収録されている。
加えて、百科事典のように使えるのも同書のポイント。ストームトルーパーの進化、スカイウォーカーのライトセーバーの歴史、タイ・ファイターやミレニアム・ファルコンなどのビークルの詳細、さらには「デス・スター計画」の経緯まで幅広い情報を網羅している。
これまで謎だった部分や繋がりが一目で理解できるため、スター・ウォーズの全体像がより明確になるはずだ。
『スター・ウォーズ タイムライン』を通じて、スター・ウォーズの壮大な時間軸を追い切れていない初心者はもちろん、シリーズを熟知したファンも再びシリーズの世界観に夢中になってほしい。
スター・ウォーズ タイムライン
著者:クリスティン・ベイヴァー、ジェイソン・フライ、コール・ホートン、エイミー・リチャウ、クレイトン・サンデル
監修:川本崇之
定価 :6,930円(税込)
ページ数:352ページ
書籍ページ:https://books.sekaibunka.com/book/b10103211.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001907.000009728.html
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