「ジョージ・ルーカスの生い立ち」と「『スター・ウォーズ』誕生までの舞台裏」を描いたバンドデシネ*「ルーカス・ウォーズ」日本版が、「スター・ウォーズの日」にあたる5月4日(土)に発売する。同書を発行するキネマ旬報社の公式オンラインショップでは、限定の購入特典も用意している。
フランスで即完売の同書をチェックしておこう。
深く語られなかったルーカス監督の足取りを追う
『スター・ウォーズ』の功績により、ジョージ・ルーカス監督は誰もが知る映画監督となったが、これまでの道のりは決して平坦ではなかったという。そして、それは深く語られることもなかった。
「ルーカス・ウォーズ」は、ルーカス監督の生い立ちから『スター・ウォーズ』誕生までのスピルバーグ監督やコッポラ監督との出会い、構想から制作、数々の苦悩と挑戦、そしてそれを支えた人々とのエピソードなどを明かす。
その物語はもはや壮大な一大叙事詩のようで、ルーカス監督のファン含むすべての人の心に強く響く内容だそう。同書はフランスで5万部が即完売しており、その事実の裏付けとなっている。
「ルーカス・ウォーズ」のあらすじ
「ルーカス・ウォーズ」は1962年のカリフォルニアで、ひとりの青年が生死をさまよっているところから始まる。それはカークラッシュを起こした若き日のルーカス監督で、『スター・ウォーズ』が全米公開される15年前のことだった。
この大事故が転機となり、生きるチャンスを得たルーカス監督は、周りの抑止を振り切り映画の道を志す。
後にスティーヴン・スピルバーグ監督やフランシス・フォード・コッポラ監督と出会い、意気投合。『アメリカン・グラフィティ』が大ヒットするも、その先には想像をはるかに超える数々の苦難が待ち受けていた。
それらをいかにして乗り越え『スター・ウォーズ』の完成に至ったのか。そしてその裏側で奮闘するルーカス監督やその周囲の人々のドラマが描かれる。
日本版発売にあたり著名人からもコメント続々
帯コメントは「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督
帯コメントを担当したのは「ゴジラ-1.0」を手掛けた山崎貴監督。
山崎監督は同書のゲラを受け取るなり「読み始めたら止まらなくなってマズいです。早く続きを!ワクワクして眠れません(笑)」と大興奮。コメントも即届いたという。
『スター・ウォーズ』研究の第一人者も驚きの一冊
『スター・ウォーズ』研究の第一人者、河原一久氏も同書について「己の理想と夢を実現するために奮闘を続ける者たちの苦悩に満ち、しかし一方では形になりつつある夢の実現に興奮と震えを感じながら邁進を続ける姿が、ありのままに描かれている。そこがいい。」とコメント。
そしていつの時代も変革をもたらすような作品が誕生する背景には、こうした人間臭い物語が存在していたことについて言及。ルーカス監督を感じる上で絶対に知っておかねばならない物語とした。
多くの映画業界人やファンを魅了するルーカス監督のドラマに触れてみては。
ルーカス・ウォーズ
発売日:5月4日(土・祝)
価格(紙):4,620円(税込)
価格(電子):2,500円(税込)
発行:キネマ旬報社
オンラインショップ:https://www.kinejunshop.com/ ※限定特典付
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000026364.html
(Mayu)
* フランス語圏のマンガ
© Éditions Deman 2023