【まとめ】落ち着いた雰囲気で桜を堪能!首都圏のホテル&レストランでしか味わえない春限定の花見ディナー5選

もう間もなく訪れる桜の季節。首都圏のホテル&レストランで春にしか味わえない、とっておきのお花見ディナーを5つ紹介したい。

目次
花見クルーズで桜を満喫、極上フレンチコースに舌鼓
旬のフレンチコースと夜桜、高輪エリアのプリンスホテル
日本庭園をピンク色にライトアップ、八芳園の特別ディナー
雅叙園の限定ディナー、風呂敷に包まれた前菜に感じる趣
キンプトン新宿東京のディナー&アフタヌーンティー

花見クルーズで桜を満喫、極上フレンチコースに舌鼓

春の訪れを祝し、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルでは、特別なプランが用意された。その名も、「フランス料理ディナーコース&桜クルーズ」。提供期間は、3月15日(金)~17日(日)、20日(水・祝)で、価格は1名20,000円*(税・サービス料込)となっている。

桜の美しさとフランス料理の極上の味わいを同時に堪能できる、贅沢な体験があなたを待っているだろう。

このプランでは、クルーズ船から花見を楽しめる「桜クルーズ」が体験できる。クルーズ船「ル・グラン・ブルー」から眺める大岡川の桜並木は、まさに絶景と呼ぶにふさわしい景色だ。

桜の花びらが川面に散り、夜空に輝くライトと調和する様子は、まるで夢の中にいるような感覚に陥ってしまう。船内では、お茶やビールなどを飲みながら、リラックスして花見を満喫できる。

クルーズ後は、ホテル内のフランス料理レストラン「アジュール」で、シェフ特製のディナーコースが味わえる。フランス料理の名店として知られる「アジュール」では、素材の鮮度と調理技術が見事に融合した華やかな料理が登場する。

特におすすめは、「アジュール風ブイヤベース仕立て」などのシェフ特製メニュー。新鮮な魚介類と季節の野菜が織りなす贅沢な一皿は、舌の上で芸術のような味わいを生み出すだろう。

ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルで、春の訪れを桜と美食で彩る特別な夜を楽しんでほしい。

ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
「フランス料理ディナーコース&桜クルーズ」
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
予約サイト:https://www.icyokohama-grand.com/activity/detail.php?atid=43

* 利用は小学生以上となっている。価格は、クルーズ時のお茶またはビール、お茶菓子を含む。

旬のフレンチコースと夜桜、高輪エリアのプリンスホテル

高輪エリアの3カ所のプリンスホテルでは、特に2月から河津桜を皮切りに、17種類約210本の桜が順次咲き誇り、約3か月間にわたって桜景色を楽しむことができる。こうした敷地内の桜が見頃を迎える3月8日(金)から4月14日(月)まで「高輪桜まつり2024」が開催され、日本庭園の桜が織りなす趣深い絶景や伝統文化体験が楽しめる催しが実施される。

中でも注目すべきは、フランス料理「ル・トリアノン」で味わえるディナー「Mansart」(16,000円/税込・サービス料別途)だろう。このプランでは、アミューズブーシュからデザートまで、シェフによる光る旬の食材を使ったフレンチのフルコースが堪能できる。

例えば、前菜の「トリュフパンケーキ」は、トリュフの香りをつけた温かいふわふわのパンケーキに雲丹・キャビア・旬の魚介をのせ、濃厚な魚介のソースをかけて仕上げた一品だ。メインには、フランスで春の訪れを感じさせる食材として知られる「仔羊のグリエ」が用意され、肉の出汁で作ったモリーユ茸風味のソースをかけ、アスパラガスなどの春の食材で彩られる。

また、春に美味しい蛤の上に香草野菜をのせてクラムチャウダー仕立てにした一品も味わえる。

イベントでは、期間中にさまざまな催しが実施される。特にライトアップでは、17~23時の時間帯に、桜が幻想的なライトアップで彩られ、一層の美しさを楽しめる。

春ならではの特別なディナーを堪能した後に、敷地内の季節の夜桜を楽しんでみてはいかが。

ル・トリアノン「Mansart」
所在地:東京都港区高輪3-13-1 グランドプリンスホテル高輪 1F
予約サイト:https://www.princehotels.co.jp/takanawa/plan/trianon/Sakuramatsuri-2024/

日本庭園をピンク色にライトアップ、八芳園の特別ディナー

「TOKYO SAKURA GARDEN SPRING FESTIVAL 2024」は、東京都港区にある八芳園で開催される、春の訪れを告げる特別なイベントだ。3月20日(水)から4月10日(水)までの期間、敷地内の日本庭園にある約70本の桜などが幻想的なピンク色のライトアップで彩られる。

八芳園の400年以上にわたって続く日本庭園は、季節ごとに美しい表情を見せ、日本の伝統と美しさを感じることができる場所として知られている。特に庭園を一望できる「Thrush Café(スラッシュカフェ)」では、春ならではの普段とは一味違った趣を楽しめる。

このカフェでは、期間限定の「SAKURA Dinner」(8,800円/税・サービス料込)が味わえる。前菜は桜の花びらをイメージした華やかな一皿「ロメインレタスのシーザーサラダ」、メインディッシュでは、群馬県の葉玉葱と国産牛のローストビーフが登場。葉玉葱の独特の甘みと牛肉の旨みが絶妙にマッチし、素材の味わいと春の味覚を存分に満喫することができる。

写真はイメージ

また、イベント期間中の4月7日(日)には、「GARDEN BAR」というポップアップバーが特別に設置され、庭園内で夜桜を眺めながら花見酒を楽しめる。同日には加えて、世界の音楽シーンで活躍するDJ・沖野修也氏によるイベントも開催される。

春だからこその魅力が際立つ八芳園の美しい桜や春の訪れを告げる庭園を愛でながら、日本の伝統と美食の共演を堪能してみてほしい。

八芳園「TOKYO SAKURA GARDEN SPRING FESTIVAL 2024」
所在地:東京都港区白金台1-1-1
予約サイト:https://www.tablecheck.com/ja/shops/happoen-thrushcafe/reserve?menu_lists[]=65c1cc7441ebe700bae9dd9d

雅叙園の限定ディナー、風呂敷に包まれた前菜に感じる趣

ホテル雅叙園東京は、日本美のミュージアムホテルとして知られ、訪れる人々に豊かな体験をもたらしてくれる。そんな同ホテルでは、3月16日(土)から4月7日(日)までの期間、館内の4つのレストランにて桜にまつわる特別なメニューを提供する。

「New American Grill “KANADE TERRACE”」が提供する「お花見ディナーコース」

中でも特に注目すべきは、「New American Grill “KANADE TERRACE”」が提供する「お花見ディナーコース」(7,700円~/税・サービス料込)だ。このコースは、お花見をイメージした彩り豊かな前菜から始まり、メインディッシュからデザートに至るまで、春の訪れを感じさせる華やかな料理が楽しめる。

加えて前菜では、お花見をテーマにした風呂敷に包まれたお重として登場する点も魅力の一つだろう。この演出は、日本の伝統的なお花見のスタイルをモダンにアレンジしたものであり、改めて日本文化を感じながら食事を堪能できるようになっている。

また、同レストランでは春の情景が思い出される「さくらカクテル」も用意されており、ディナータイムで一緒に味わうことができる。

桜の美しい風景を楽しみながら、料理と共に心地よいひとときを過ごしてみてはいかが。

New American Grill “KANADE TERRACE”「お花見ディナーコース」
所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1
予約サイト:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/sakura#din_k

キンプトン新宿東京のディナー&アフタヌーンティー

キンプトン新宿東京では、3月1日(金)から4月30日(火)まで「JAPONESQUE」と題した桜といちごのアフタヌーンティーを提供する。スイーツ王子・いでくんを監修に迎えており、アフタヌーンティーの概念を超えた体験をテーマにした新しいクリエイションを楽しめるという。

18~23時(最終入場21時)のディナー&アフタヌーンティーでは、プレミアムセット(10,000円/税込・サービス料別途)が用意され、日本酒がセットで付いてくる。ほかには2種から選べる前菜、2種から選べるメイン、桜盆栽スタンドで盛り付けされた5種のスイーツ、桜ぜんざい、桜クロワッサンたい焼きが含まれ、コーヒーやティーも楽しめる。

キンプトン新宿東京の「JAPONESQUE」は、春のみずみずしい季節をより深く感じさせてくれる美食体験をもたらしてくれるだろう。

キンプトン新宿東京「JAPONESQUE」
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目4番7号
予約サイト:https://www.tablecheck.com/shops/district-tokyo/reserve?menu_lists%5b%5d=65b849e7ac1b6800c7836e0f&_gl=1*1j2b20n*_ga*MTQ1NDkxMTk0NS4xNzEwMjA2NzE0*_ga_92VDJ79WL6*MTcxMDIwODkwOS4yLjEuMTcxMDIwOTcxNy4wLjAuMA..

寒かった季節が終わり、始まりを予感させてくれる春。大切な人と一緒に極上ディナーに舌鼓を打ちながら、この期間ならではの桜の花見を楽しんでほしい。

(永井瑞穂)