日経CNBC社は、米CNBC社が制作したドキュメンタリー作品から日本の視聴者向けにテーマを厳選した「日経CNBC ドキュメンタリーアワー」の新エピソード「F1ビジネス:サーキットの中にある現実」を2月23日(金・祝)に放送した。
再放送は、3月20日(祝・水) 13:00~13:55、21:00~21:55他で、2月26日(月)からはVOD配信を開始。
モータースポーツ好きのビジネスパーソンは見ておきたい。
F1ビジネスはいかにして米国で成功したか
同番組はアメリカにおいて、「INSIDE TRACK:THE BUSINESS OF FORMURA 1」というタイトルで2023年11月に初回放送されたもので、今回は日本語字幕付きの英語放送となる。
世界最高峰の自動車レースでありながら、「NASCAR(ナスカー)」や「INDYCAR(インディカー)」などのモータースポーツが人気の米国では盛り上がりに欠ける時代が長く続いた「フォーミュラ・ワン(F1)」。
しかし、2016年に米メディア大手のリバティメディアがF1事業を買収したことで状況は一転。北米での認知度向上をめざした様々な施策が奏功し、米国で開催されるF1レースの観客数やテレビの視聴率は、他のモータースポーツと肩を並べるまでに成長した。
そしてその裏側には、F1マシンの開発費や各チームが数百人単位で世界を転戦する運営費を捻出するためのスポンサー獲得、放映権を含むメディア戦略など、巨額マネーが行き交う様々なビジネスが存在するという。
同番組ではF1チームの代表やレーサー、メディアトップなどへのインタビューをもとに、F1ビジネスに迫る。
豪華な出演者
同番組のインタビューに登場する出演者は非常に豪華。例えばオラクル・レッドブル・レーシングチームのプリンシパル兼CEOのクリスチャン・ホーナー氏や、メルセデスAMGペトロナスF1チームのチームプリンシパル兼CEOのトト・ヴォルフ氏といった元レーサーのチーム代表。また、同じくメルセデスAMGペトロナスF1チームからドライバーのルイス・ハミルトン氏も登場する。
マクラーレン・レーシングからはCEOのザック・ブラウン氏、マクラーレンF1チームからはドライバーのランド・ノリス氏が、そしてマネーグラム・ハースF1チームからはケビン・マグヌッセン氏と、米国での放送当時にチーム代表を務めていたギュンター・シュタイナー氏もインタビューに応じた。
フォーミュラ1の社長兼CEOのステファノ・ドメニカリ氏も番組に登場するほか、業界のさまざまな著名人が揃う。
なお、番組を視聴するには有料テレビチャンネル「日経CNBC」またはインターネット動画配信サービス「日経CNBC online」(月額税込1,650円)への登録が必要となる。見たい人はあらかじめ準備しておこう。
華やかなF1レースの裏で、ビジネスパーソンたちがどのような工夫を凝らしていたのか、チェックしてみよう。
番組ページ:https://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/2402_f1
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000028693.html
(Mayu)
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