アル・グリーン氏がルー・リードさんの名曲「Perfect Day」をカバー。バックボーカルでRAYE氏も参加

グラミー賞を11回受賞し、“ロックの殿堂入り”を果たしているソウル・レジェンド、アル・グリーン氏が5年ぶりにニューシングルを発表。「Perfect Day」と題された新曲が、Fat Possum Records(ファット・ポッサム・レコーズ)からデジタルリリースされた。

現在、「Perfect Day」はYouTubeやSpotifyなど各種ストリーミングサービスにて視聴できる。また、iTunes Storeではダウンロードも可能だ。

photo by Todd Nakamine

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レジェンドソウルミュージシャン、アル・グリーン氏

グリーン氏は1946年生まれの、アメリカ人ソウルシンガーだ。「Tired Of Being Alone」「Let’s Stay Together」といったヒットソングを生み出し、70年代を代表するソウルシンガーの一人となった。80年代には牧師兼ゴスペルシンガーとなる。

1995年にロックの殿堂入り、「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」では第14位に選ばれている。

原曲はルー・リードさんの「Perfect Day」

「Perfect Day」のオリジナルは、ルー・リードさんが1972年にリリースした名曲。デヴィッド・ボウイさんとミック・ロンソンさんがプロデュースを手掛けたこのクラシックソングを、今回グリーン氏が熱くソウルフルにカバーした。現在77歳のグリーン氏の、新たなチャプターの幕開けだ。

グリーン氏のカバーは、今年の2月にテネシー州メンフィスのサム・フィリップス・レコーディングで録音された。今回、70年代のヒット曲に参加していたかつての仲間、ハイ・リズム・セクションのメンバーたちと再会。

オルガンのチャールズ・ホッジス氏、ベースのリロイ・ホッジス氏、ピアノのアーチー・“ハビー”・ターナー氏の3人と、2005年以来となる共演を果たした。また、ドラムのスティーヴ・ポッツ氏とギターのウィル・セクストン氏の2人も復帰した。なお、プロデュースはマシュー・ジョンソン氏とブルース・ワトソン氏だ。

話題のイギリス人シンガーRAYE氏がコーラスで参加

さらに、UKオルタナティブR&B界で活躍する女性シンガー・ソングライターのRAYE(レイ)氏も参加。レイ氏は今年1月にシングル「Escapism」(feat. 070 Shake)で全英1位を、2月に発表したデビューアルバム『My 21st Century Blues』で全英2位を獲得した、新進気鋭のアーティストだ。

今作ではコーラスでの参加だが、ラストの最高潮に達したところで、グリーン氏とレイ氏との掛け合いを聴くことができる。

70年代の大ベテランと新時代のスターの共演を楽しんでみよう。

Al Green シングル「Perfect Day」
配信リンク:https://algreen.ffm.to/perfectday
公式Facebook:https://www.facebook.com/algreen

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000744.000055377.html

(Mayu)