4月に開業する箱根「HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)」が提案する自然を感じる箱根の過ごし方

箱根の豊かな自然をもっと身近に楽しむための施設「HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)」が、4月28日(金)に箱根湯本に開業する。

同施設はネイチャーツアーやワークショップを開催し、登山などの拠点としても利用できる。そんな箱根の新しい施設を紹介しよう。

箱根の豊かな自然を守り、育む拠点

国内外から多くの人が訪れる国内有数の観光地「箱根」。富士箱根伊豆国立公園の中にあり、豊富な動植物やハイキング・トレッキングコースなど、豊かな自然に恵まれている。

同施設は、箱根の豊かな自然の多様な楽しみ方を訴求したり、地域内外の人たちが箱根の自然や文化を知ることで、その豊かな財産を守り、育んでいくための活動拠点となることなどを目指している。

既存建物をコンバージョンして誕生

同施設は箱根登山電車「箱根湯本駅」から徒歩7分のところにある、2018年に惜しまれながら閉業した「北原おもちゃミュージアム」の建物をコンバージョンして開業する。

コンバージョンにあたっては、既存建物を最大限に生かしながら、外構で使用されていたインターロッキング(レンガ調のコンクリートブロック)を再利用した受付カウンターや、小田原産の木材を活用して地域の小学生親子と製作した家具など、環境へ配慮しながら自然と調和する居心地の良い空間デザインとなっている。

「HAKONATURE BASE」で楽しむ箱根

ネイチャーツアーやワークショップ

箱根を拠点に活躍するローカルガイドや地域事業者とパートナーシップを組んで、箱根の自然を楽しむネイチャーツアーやトレッキング、登山、ワークショップなどの体験型プログラムを開催する。

また、地域やゲストと協力した自然保護活動なども展開予定だ。

アウトドアアクティビティの拠点機能

同施設では、レンタルシャワーも提供する。ツアーに限らず、個人でのトレッキングや登山、トレイルランなどを楽しむ人々の立ち寄り拠点としても利用できる。

レンタルシャワーは1回550円、月額会員利用は2,750円となる。

アウトドアグッズの販売

1階には、箱根エリア初出店となる「THE NORTH FACE箱根」が開業し、自然体験を彩るアウトドアギアや箱根限定商品を取り揃える。

コーヒーやビールでくつろげるカフェ

待ち合わせや休憩に利用できる1階ラウンジスペースには、カフェを併設。

フェアトレードやオーガニックなどの観点から厳選した豆で淹れたコーヒーや、箱根の天然水を使用した箱根・強羅「GORA BREWERY」のクラフトビールが楽しめる。

箱根でワーケーション

2階には、箱根滞在中に仕事ができるコワーキングスペースを設けている。月額会員のほか、ドロップインでも利用可能だ。

料金は、会員が月額9,900円、ドロップインの利用は3時間1,540円、1日1,980円となる。いずれもコーヒー付き。

交流の場として利用できる

コワーキングスペースの隣には、企業や団体の会議や交流などに利用できる多目的スペースのスタジオを用意する。

また、緑の芝生が広がる中庭では、屋外イベントやワークショップを開催予定。スペースレンタル利用でのフードトラックでの飲食販売や、屋外イベントの開催も可能だ。

ネイチャーツアーに参加したりカフェでくつろいだりと、箱根の自然を満喫するのに立ち寄ってみたい施設だ。

HAKONATURE BASE
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町湯本740
開業日:4月28日(金)
定休日:火曜日
営業時間:10:00〜18:00
公式サイト:https://hakonature.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000006647.html

(田原昌)

※表示価格はいずれも税込