自宅に保管している日本酒を、いつでも美味しく飲める冷蔵庫が登場した。
昨年12月、サンコーが一升瓶を2段縦置きできる日本酒専用冷蔵庫「俺の酒蔵 朝霧(おれのさかぐら あさぎり)」をリリース。企業の公式オンラインストア、直営店、取扱店、ECサイトなどで販売中だ。
日本酒を美味しく保存できる「俺の酒蔵 朝霧」
日本酒には、美味しく味わうための3つの保管条件がある。
まずは「縦置き」。瓶を横置きにすると空気に触れる面積が大きくなり、酸化の原因となる。次は「温度管理」。適した温度で保管しなければ、老香(ひねか)と呼ばれる劣化臭が生まれてしまう。そして最後が「紫外線」。日に当たると日光臭が生じるため、冷暗所での保管が必須だ。
「俺の酒蔵 朝霧」は、これらの条件をすべてクリアした、日本酒を美味しく飲むための日本酒専用冷蔵庫だ。
一升瓶を立てたまま12本まで保管可能
サイズは幅430×奥行き450×高さ950mm。一升瓶を立てたまま、下段9本、上段3本の計12本収納できる。家庭用冷蔵庫と同じコンプレッサー方式を採用しているため、冷やすパワーも抜群だ。
冷え具合を細かく調節できる
庫内温度はフロントパネル上部のタッチパネルで設定可能。3~18℃まで1℃単位で調節できる。
日本酒は、5℃以下に冷やしたものを「雪冷え」、10℃まで冷やしたものを「花冷え」、そして15℃程度に冷やしたものを「涼冷え」と呼ぶ。冷え具合にこだわりたい日本酒通には嬉しい機能だ。
冷蔵庫を閉めたままでも銘柄を確認できる
さらに、扉には紫外線カットガラスパネルを採用。日光を防ぐことに加え、中に入れた銘柄を外から見えるのもポイント。無駄な開け閉めが減るため、庫内温度や日本酒の状態も安定する。
さらに、本製品はLED灯を備えており、パネルをタッチすることでLED灯のオンオフが可能。暗い照明下だとお酒がほんのりと照らされ、どことなく洒落て見える。
付属のラックをセットすれば、缶ビールやワインを入れて冷やすことも可能。
日本酒を美味しく保存したい。冷蔵庫で冷やすと横向きに置くので酸化して美味しくない。飲みたい銘柄が一升瓶でしか売っていない。――そんな人におすすめしたい製品だ。
俺の酒蔵 朝霧
価格:49,800円(税込)
商品ページ:https://www.thanko.jp/view/item/000000004089
(IKKI)
※本記事の記載内容は企業による情報発表日(2022年12月26日)時点のもの/予告なく変更となる場合あり