宮崎県新富町ふるさと納税の返礼品にA4ランク以上の「シャトーブリアン」が登場

A4ランク以上のシャトーブリアン600gが、ポータルサイト「ふるさとチョイス」にて、宮崎県新富町のふるさと納税の返礼品として登場した。

70,000円以上の寄付でもらえるこの贅沢な逸品を、特別な日に味わってみては。

「シャトーブリアン」が宮崎県新富町の返礼品に

品質が高いとされる和牛の中でも、色味、締まり、霜の降り具合など総合的に最高峰とされる「黒毛和牛」。その黒毛和牛の中でも、特に希少な部位が「シャトーブリアン」だ。

「シャトーブリアン」の呼び名は、フランス革命時代の貴族で美食家でもあった、フランソワ・ルネ・ヴィコント・ドゥ・シャトーブリアンの名前に由来するといわれている*。

シャトーブリアンが存在するのは、牛のヒレ肉の中でも中央部分の最も厚みがあり、肉質の良い部分。牛の体の中でも、最も動かすことが少ない部位のため、非常に柔らかくきめが細かい。

また、脂肪が少ないのも特徴だ。通常柔らかい部位には、赤身の間に「霜」と呼ばれる脂身が多く入っているが、シャトーブリアンは霜が少ないにもかかわらず柔らかく、希少部位として人気がある。

牛1頭からとれるシャトーブリアンは、たったの約600g前後と極めて少なく「究極の希少部位」とされている。また、希少価値が高いだけでなく、その肉質から「最上級部位」と言われることも。

宮崎牛と同等の高品質を誇る「JAこゆ牛」

今回、返礼品として登場したのは、宮崎県児湯(こゆ)郡の「JA児湯」管轄の3町(宮崎県児湯郡新富町・高鍋町・木城町)で肥育された、宮崎黒毛和牛ローカルブランド「JAこゆ牛」のシャトーブリアン。200gほどにカットされた肉が3枚入った、調理しやすく、かつ食べやすいサイズ感の商品となっている。

「JAこゆ牛」は独自の生産・販売ルートをとっているため比較的購入しやすい価格帯となっているが、肉質はA4ランク以上が大半を占めており、認知度の高い宮崎牛と同等の品質を誇る。

2011年4月の口蹄疫発生から10年経過を目前にした2020年2月には、町内の畜産農家2軒がJA宮崎経済連系統和牛枝肉共励会で金賞と銅賞を受賞。新富町が設立した地域商社、こゆ財団は今回の新規返礼品を通じて畜産農家の支援を進めたいという。

現在、シャトーブリアンの数量は残りわずか。気になる人は早めの寄付を。

なお、JAこゆ牛のシャトーブリアンのおすすめの食べ方はステーキだそう。特別な日に堪能してみてほしい。

ふるさとチョイス公式WEBページ:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/5481145

(IKKI)

* 公共財団法人日本食肉消費総合センターより