イントレピッド・スピリッツ・ジャパンが、アイルランドのプレミアム・ウイスキーブランド「イーガンズ(EGAN’S)」の新作「エンデヴァー」を発売した。
イーガンズの170年の集大成となる新作ウィスキーだけに、愛好家からも注目が集まっている。
新時代のアイリッシュシングルモルト「エンデヴァー」
今年創業170年を迎えたイーガンズは、アイリッシュ・ウイスキーの伝統に囚われない革新的なウイスキー造りをモットーとし、国際的なスピリッツの品評会で数々の賞に輝くなど高く評価されている。
新作「エンデヴァー」は、アイリッシュの伝統に基づき、大麦麦芽(モルト)のみを原料に3回蒸留。製麦の際にはピート(泥炭)を焚き、アメリカン・オークの新樽、バーボン樽、オロロソシェリー樽、インペリアル・スタウト樽という4種の樽で原酒を熟成している。
スタウトビール樽の風味を強く反映したウィスキー
中でも特徴的なのは、地元アイルランド発祥のスタウトビール樽を使用している点だろう。
ウイスキーの熟成にビール樽を使用するのは、アイリッシュ・ウイスキーの最新のトレンドだ。しかしながら重層的な香りがつきにくく、折角ついた風味が飛びやすいなどの理由から、後熟の際に用いるのが一般的となっている。しかし、「エンデヴァー」ではスタウトビール樽をメインの熟成に使用し、特有の風味をウイスキーに生かすことに成功した。
なお、樽にはそれぞれ風味や香りの個性がある。
例えば、アメリカン・オーク新樽はバニラやシナモンの風味、フルーティーな香りを付けるのに最適だ。バーボン樽は、ハチミツのように芳醇な香りとまろやかさを与えてくれる。
今回のメイン熟成に使われたインペリアル・スタウト樽(スタウトビール樽)からは、コーヒーやチョコレート、バタースコッチのような香ばしい風味と、なめらかな口当たりを得ることができる。
ハイボールにおすすめな1本
販売元によれば「エンデヴァー」の飲み方は、ライトでアロマティックな味わいを活かしたハイボールがおすすめだという。
また、シングルモルトでありながらマイルドな風味を持っているため料理とも合わせやすい。「ウイスキーといえば食後酒」のイメージにとらわれない、幅広い料理とのペアリングも楽しむことが可能だ。
イーガンズの長い歴史を感じさせる1本を、飲食店や自宅で体感してみては。
イーガンズ・エンデヴァー シングルモルト・ウイスキー
原産国:アイルランド
アルコール度数:46%
容量:700ml
価格:オープン価格
イントレピッド・スピリッツ・ジャパン公式WEBサイト:https://www.intrepid-spirits.com/jp/
(IKKI)