果樹園の中で乾杯!長野県松川町の野外レストラン「Orchardレストランまつかわ」

長野県松川町にて、果物の木々に囲まれた「Orchardレストランまつかわ」が、10月8日(土)よりオープン。

予約は9月15日(木)から、ランチとディナー、各週末それぞれ5組限定。農園の贅沢な空間をひとりじめできる特別な体験をしよう。

「食卓を農園へ」果樹園で体験する食事

「Orchardレストランまつかわ」は、秘密基地のように2つのアルプスに抱かれた、100年続く「くだものの里」まつかわが舞台。

「農園から食卓へ」では距離がありすぎるので、思い切って「食卓を農園へ」。レストランから屋根や壁をなくして、テーブルを果樹園の真ん中に置いた。

遠くにアルプスの山脈を見渡し、果物の木々に囲まれた美しいセッティングの中で、フレンチのシェフによって丁寧に作られた美食のコース料理や、地元松川町の醸造所で作られたシードルとワインが味わえる。

松川町のガストロノミーツーリズムの取り組み

松川町は「くだものの里」として知られている。農園の数は600軒を超えていて、果樹栽培は100年前から地域に根付いている。さくらんぼ、桃、貴陽、スモモ、ぶどう、りんごや梨など、季節に応じてさまざまな種類のくだもの狩りが楽しめる場所だ。

この松川町の豊かな農産物と美しい果樹園の風景をたくさんの人に伝えるため、今年からガストロノミーツーリズムに取り組んだという。

第1弾が「Orchardピクニックまつかわ」、そして第2弾が今回の「Orchardレストランまつかわ」だ。

農園のガイドウオークも楽しめる野外レストラン

同イベントは、各週末のランチとディナーをいろいろな果樹農園で開催する。その流れを紹介しよう。

同イベントが体験できる果樹農園は3ヶ所。りんご畑で食事ができる「フルーツガーデン北沢」、ぶどう畑で食事ができる「VinVie」、そして梨の木の下で食事ができる「マルホウ松尾農園」だ。

まず、参加者全員が同じ時間に集合。ヨーロッパのワイナリーツアーと同じように、農園の案内からスタートする。農家の人と一緒に20分ほど敷地内のガイドウオークを楽しみ、散歩の最後にはアペリティフテーブルで農家の人と一緒にシードルで乾杯。

その後、レストランの場所まで移動し、テーブルについたら食事が始まる。

地元の食材を使ったメニュー

食事は松川町と伊那谷の果物、野菜、肉や川魚を使った季節のフレンチ料理。

アミューズ、肉のオードブル「燦々黒豚のテートドフロマージュ」、魚のオードブル「アルプスサーモンの瞬間燻製・りんごの枝を使って」、季節のスープ。メインは地元の農園でりんごを食べて育った黒豚、そしてデザート、コーヒーや紅茶の7品のコースとなる。

土を踏みながら、土地の食材を生かした特別な料理やお酒を堪能しよう。

Orchardレストランまつかわ
開催期間:10月8日(土)から、12月中旬までの土・日・祝日 ※1ヶ月前に詳しいカレンダーを掲載
定員:予約は1名から受け付け、1食事5組10名まで対応可能 ※最小催行人数は5名
料金:1人12,000円(税込)※乾杯以外の飲み物代は別料金
予約方法:9月15日(木)から予約受付開始、公式サイトより ※完全予約制
予約締め切り:当日の5日前まで
公式サイト: https://dansuki.jp/experience/experience7752/

(田原昌)

※雨の場合、さくらんぼ農園のハウス内で開催となる