世界中の人々を魅了する、日本の家具職人の手しごとを間近に見られる機会だ。
福岡市博多区に本社を構える家具ブランド「Ritzwell(リッツウェル)」は、8月3日(水)~8月9日(火)、博多阪急1Fメディアステージにて、福岡では初となるポップアップイベント「リッツウェル 家具と手しごと」展を開催する。
プロユーザーから高い評価を受ける家具ブランド「Ritzwell」
「Ritzwell」は、1992年福岡に創業。国内では福岡・大阪・東京、海外ではイタリア・ミラノに拠点を持ち、オリジナル家具のデザイン、開発、製造、販売を行う日本の家具ブランド。
2019年には本社のある福岡に、新たに自社工場「糸島シーサイドファクトリー」を設立し、創業30周年を迎えた今年1月には東京・北青山に初の路面店「表参道 SHOP & ATELIER」をオープンした。
創業時から世界を見据え、積極的に海外活動を展開。その上質なデザインと日本ならではの繊細な手仕事により生み出される製品は、世界的に権威のあるデザインアワードの数々を受賞。
更に国内外のプロユーザーから高い評価を得て、ラグジュアリーホテルやリゾート、レジデンスなど世界中で多数採用されている。
今年の6月7日(火)~6月12日(日)には、イタリア・ミラノで開催された国際家具見本市・ミラノサローネに12回目の出展を果たし、ブランドの本質である「家具」そのものを、熟練の職人たちが作り出す手しごとを披露、6日間の会期中3000人以上の来場を記録している。
職人の経験と感性によって作られていく家具を間近で見学
今回の「リッツウェル 家具と手しごと」展では、西洋家具の長い歴史と伝統を持つイタリア・ミラノで世界中の人々を惹きつけた、日本の家具職人の手しごとを間近に見られるブースを再現。
手しごとを披露するのは福岡・糸島市にある糸島シーサイドファクトリーの職人たち。製作する商品は、イタリア・ミラノで披露しSNSなどの拡散により大きな話題となった“30th Anniversary Limited Edition”だ。
家具製作といえば木工家具を思い浮かべる人も多いかもしれない。糸島シーサイドファクトリーは「椅子張り」に特化した工場。ファブリックやレザーは約70種類ストックされ、それぞれの素材の特性を考慮しながら型取り、裁断、縫製を行う。
そして、座り心地に大きく影響する下張り・クッション材の取り付けから、最終仕上げの上張りまで、見えない部分の細部にもとことんこだわりながら職人の手によって家具が形作られていく。
生産性、効率化を優先されるライン生産とは異なる、一人一人の職人の経験と感性によって作られていく家具たち。創業当時から変わることなく一貫して受け継がれてきた同ブランドの思想を体感してみたい。
「リッツウェル 家具と手しごと」展では、機械ではできない上張りの最終工程、職人たちの手によって一針一針縫い合わされていき商品が完成するまでの様子を見ることができる。
また、約140㎡の広さがある博多阪急百貨店1Fメディアスペースでは、デモンストレーション以外にも、ダイニングセットやソファ、TVボードなど、人気の商品を体感できる。
丁寧な手しごとを通じ、「Ritzwell」ならではの家具の魅力を体感してみたい。
「リッツウェル 家具と手しごと」展
期間:8月3日(水)〜8月9日(火)10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
会場:博多阪急1F メディアスペース
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
特設ページ:https://ritzwell.com/news/news-20220726/
(suzuki)