大河ドラマにおいて当時の時代背景を垣間見ることができる小道具は、作品を盛り上げる重要なポイント。役者が身につけているアイテムにも注目している視聴者は多いはず。
そこで今回紹介したいのが、東京都港区にある青山会場、もしくはオンラインにて開催される「小道具職人から見る大河ドラマ舞台裏スペシャル!」。実際に撮影で使用した小道具を紹介し、大河ドラマの舞台裏に迫る。
19本の大河ドラマを担当した職人による講座
本講座は、東京都港区にある青山会場での教室受講と、全国どこからでも参加できるオンライン受講を用意。質疑応答も可能。オンライン受講は見逃し配信があるので、当日の都合がつかない場合も安心だ。
講師は、大河ドラマ「元禄繚乱」から「麒麟が来る」まで、21年間で19本の大河ドラマを担当してきた小道具職人。
「映像美術の世界とは?」「美術チームの役割とは?」「そもそも小道具って?」などなど。実際に撮影で使用した小道具や鎧を紹介しながら、ここでしか聞けない小道具からみる各ドラマのエピソードも聞くことができる。
鎧や兜など作中で活躍した小道具がズラリ
当日実際に見ることができる小道具は、「義経」使用 源義経の鎧をはじめ、「真田丸」使用 真田信繫の鎧、「平清盛」使用 平清盛の兜、「利家とまつ」使用 前田利家の兜、「篤姫」使用 篤姫の筥迫(はこせこ)などを予定している。
映像分野で受賞歴のある「高津装飾美術」
講師は、大河ドラマの小道具に長年携わっている「高津装飾美術」社の社員の2名。
日本映画誕生以来、映画・テレビ・演劇で使用する「小道具」を提供。昭和19年に前身となる「高津小道具店」を設立し、昭和31年に「高津映画装飾」を設立。映画からテレビへと移り変わろうとしていた映像社会に貢献した。
第26回日本アカデミー賞協会特別賞受賞。現在は、映像分野への小道具レンタルだけに留まらず、CM、ディスプレイ、演劇、一般の方へのレンタル、時代祭への企画演出、博物館等への展示装飾の業務を精力的に行なう。
鎧や刀はどうやって作られているのか。作るのにどのくらいかかるのか、数はどのくらい準備するのか。大河ファンや時代劇好きは見逃せない講座だ。
「小道具職人から見る大河ドラマ舞台裏スペシャル!」
講師:高津装飾美術株式会社・宍戸力さん、妻井喬さん
開催日時:7月10日(日)
【A】11:00~12:00、【B】14:00~15:00
受講料金:教室受講1,716円、オンライン受講1,100円
会場:NHK文化センター青山教室
所在地:東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館4F
申し込みサイト:
【A】11:00~12:00
教室受講: https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1255159.html
オンライン受講: https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1255179.html
【B】14:00~15:00
教室受講: https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1255353.html
オンライン受講: https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1255357.html
(hachi)
※表示価格は税込