ダウンタウン、爆笑問題、ナイツなど、人気芸人が絶賛&感涙&安堵した「お笑いに生きる男たち」の人間ドラマは、まだ完結していなかった。
飛鳥新社は芸歴57年目の漫才コンビ、おぼん・こぼんさん初の著書『東京漫才』を発売した。
57年の芸人人生を綴ったガチンコ・ノンフィクション
17歳結成前夜から下積み時代、1980年代漫才ブーム、若き日のビートたけし&とんねるず、テレビでは語られなかった不仲&仲直りの真相、本書で初めて明かす隠し続けてきた事実まで、57年間の芸人人生をコンビそれぞれの視点で辿ったガチンコ・ノンフィクション・ドキュメント。
「『水ダウ』おしぼり事件」「ビートたけしとライオン」「それでも別れない理由」など、テレビでは語られなかったエピソードが満載。
華やかさの裏で「ウケなかったら、次はない」という厳しいエンターテイメントの世界で、今もなお自分だけの笑いを追い続ける「東京のお笑い」を作った芸人たちの「生き様」「美学」がせめぎ合う一冊だ。
お笑い界No.1“不仲コンビ”おぼん・こぼん
おぼん・こぼんは、おぼん(本名・井上博一さん)とこぼん(本名・馬場添良一さん)からなる漫才コンビ。1965年、大阪福島商業(現・履正社)高校の同級生でコンビ結成し、デビュー。東京都内の演芸場を皮切りに、キャバレーやレストラン・シアター『赤坂コルドンブルー』などのステージで活動。人気を博す。
1980年、伝説のオーディション番組、日本テレビ系『お笑いスター誕生!!』で10週勝ち抜きチャンピオンになり、一躍売れっ子コンビに。“漫才ブーム”を牽引した。
お笑い界No.1“不仲コンビ”として知られ絶交状態だったが、2021年に『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演したことで“奇跡の仲直り”を果たす。
“奇跡の仲直り”の行方、こらからも注目してみたい。
『東京漫才』
著者:おぼん・こぼん
判型・総ページ:四六判/208ページ
定価:¥1,430(税込み)
出版社:飛鳥新社
http://asukashinsha.co.jp
(suzuki)