“茶室に似合う洋菓子”がコンセプトのパティスリー「お菓子と結び Créateur de Douceurs(クレアトゥール ドゥ ドゥスール)」が、1月18日(火)、東京・大田区の下丸子にオープンした。
オーナーシェフは、本場フランスでその文化と共に洋菓子づくりの技を吸収し、帰国後日本でさらにその技を磨いてきた醍醐憲人(だいごけんと)氏。フランスの伝統菓子と和のテイストを融合させた、侘び寂びが感じられる洋菓子を届ける。
“茶室に似合う洋菓子”がコンセプトの店
「お菓子と結び」という店名は、こだわりの原材料をおいしさと結び合わせたお菓子を作り出し、そのお菓子が人々の暮らしにある大切な人とのひとときに結ばれることを願って付けられた。
コンセプトは、“茶室に似合う洋菓子”。本格的なフランス菓子ながら、和の食器に載せても違和感がなく、むしろ美しさや侘び寂びを感じられるシンプルなデザインにこだわって仕上げている。
「お菓子と結び」の生菓子セット&焼き菓子セット
同店の生菓子セットは、抹茶のオペラやチョコレートケーキなどのプチガトー4個のセットが3種類(各¥1,800)。
また、マドレーヌやフィナンシェなどが入った、焼き菓子5個のセットが2種類がある(各¥1,000)。
シェフのスペシャリテ「シック・(黒)」
ムースショコラと赤い果実・ピスタチオのガトー。艶やかなグラサージュ。シェフ自身が好きな素材を組み合わせた、修業時代の思い出の一品。
抹茶のオペラ
京都産宇治抹茶と、最高品質のフランス産クーヴェルチュールチョコレートを贅沢に使用。 抹茶の苦みとうまみ、ショコラの香りがしっかりと感じられる味わいと、濃厚な重量感が特長だ。
栗のはちみつのフィナンシェ
シェフが頭の中で構想していた焼き菓子を、フランスで形にした一品。クセのある香り。しっとりとした本体と散らしたナッツの触感が良い。
ケイク・キャラメル
シェフが留学していたブルターニュを感じる思い出の一品。しっかりとしたキャラメル、バターの香り。 時折現れるゲランド・フルール・ド・セルの塩味がアクセント。
ガレット・ブルトンヌ
豊かなバターとラム酒の香り、食感はサクホロ。粗塩にあたると甘塩っぱい。ブルターニュ地方の厚焼きサブレ。
素材にこだわった、日本人の暮らしに溶け込みそうな洋菓子で、楽しいコーヒータイムを大切な人と過ごしたい。
お菓子と結び Créateur de Douceurs
所在地:東京都大田区下丸子3-27-15 カーサ・フェルテ103
公式サイト:http://okashitomusubi.com/
(田原昌)
※表示価格は全て税込