自家製麺している生麺のひやむぎが味わえる、珍しい専門店が錦糸町にオープン。
キワダチは、10月14日に日本で唯一のひやむぎ専門店「特撰ひやむぎ きわだち」を浅草から錦糸町へ移転してリニューアルオープンした。『一年中、食べたくなるひやむぎ。』を目指して、これまでのひやむぎにはない新しい価値を提供する。
■小麦の香りや味わいを感じることができるひやむぎ
「特選ひやむぎ きわだち」は、讃岐うどんの本場・香川から取り寄せている石臼挽き全粒粉をブレンドし、より豊かな小麦の香りや味わいを感じるひやむぎを作っている。麺そのものを味わってもらうために、水にはさらさず、せいろにのせて出している。
ひやむぎは、全て店内で作っている自家製生麺。手打ち蕎麦や手打ちうどんのように45%以上の加水率で水を加え、鍛えと熟成を繰り返すことで、乾麺のひやむぎには無い独特の艶と喉越しが生まれる。
■温かいつゆに合わせて開発した「ひらむぎ」
温かいつゆでも美味しく食べるために開発した、幅広のひやむぎが「ひらむぎ」だ。通常の細いひやむぎを温かいつゆに入れると短時間でのびてしまい食感が悪くなるが、「ひらむぎ」であれば、コシや食感を失わずに最後まで美味しく食べることができる。
■「特撰ひやむぎ きわだち」のストーリー
蕎麦・うどん・そうめんの専門店は全国各地にあるが、ひやむぎの専門店はこれまでひとつもなかった。その理由は、ひやむぎを『本気で作ろう』とする人がいなかったからではないだろうか、と「特撰ひやむぎ きわだち」はいう。
同店は、「本当に美味しいひやむぎとは何か?」という点を追求した結果、厳選した国産小麦粉の活用と自家製生麺という結論に至った。市販されている乾麺のひやむぎとは一線を画する、全く新しいひやむぎが特徴。「きわだち」という店名も「際立つ:周囲のものとははっきりした違いあって、ひときわ目立つ」という想いを込めてつけたそう。
「特撰ひやむぎ きわだち」を通じて、500年以上前から存在する「ひやむぎ」という食材に新たな価値を提供し、埋没した日本の伝統的な食文化に再びスポットが当たるよう貢献したいと考えている。
今までに食べたことのないこだわりの「ひやむぎ」を味わって欲しい。
所在地:東京都墨田区太平1−22−1 ソラナ錦糸町102(錦糸町駅北口徒歩8分)
定休日:火曜日
URL:https://kiwadachi.com/
(田原昌)
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