なんでもないと思っていた場所にこそ、楽しみの可能性がある。
■遊休資産を活用する新しいプロジェクト
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社「こゆ財団」。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資している。
「こゆ財団」がコーディネートする地域おこし協力隊が、遊休資産を活用する新しい地域活性化プロジェクトをスタート、第一弾として9月25日(土)に「焚き火トリップ 〜 富田浜の自然を浴びて心と体を想う 〜」を開催する。
■富田浜エリアの魅力を再発見
かつては海水浴場や干潟として賑わっていた富田浜エリア。
ボート・カヌー競技大会、女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」のホームゲームなどで訪れる人はいるが、豊かな自然で溢れる富田浜の魅力をもっと多くの人に体験してもらおうと今回の企画が立ち上がった。
徒歩圏内に公園、海、キャンプ場、食事処が揃っている富田浜の利点を活かし、「やってみたかったけど機会がない」という声が多いSUP、パークヨガなどの体験を用意。
この第一弾が、今後、富田浜公園での持続可能なスポーツ体験事業を生み出すスタートとなる予定だ。
■各分野のプロフェッショナルたち
「焚き火トリップ 〜 富田浜の自然を浴びて心と体を想う 〜」は、各分野のプロフェッショナルが参加者の日常の疲れを吹き飛ばすという目的で、「パークヨガ」「SUP」「屋外BBQ」「焚き火」を体験できる。
パークヨガインストラクターの福永淳史氏は、スポーツで地元の人たちを明るく元気にしたいという思いを持って宮崎にUターン。小・中学校時代はサッカー、高校時代はカヌースプリントを経験。現在は、ヨガインストラクターの資格を取得しながらスポーツイベントの企画や健康促進プログラムを手掛けている。
SUPインストラクターの二宮陽水氏は、幼少期からカヌーを始め国体などにも出場引退後、カヌー部を指導、全国総合6位に導く。27歳でアウトリガーカヌー・SUPに出会いその魅力にハマる。主にハワイなどの外洋レースに参戦。現在は、宮崎にSUPを広める為に活動中。
焚き火をプロデュースするのは、宮崎市のアウトドア専門店3field(スリーフィールド)。INとOUTのそのHAZAMA、境界線のないフィールドをコンセプトに、家でも外でも日常で活躍するグッズを販売。ピクニックグッズから本格アウトドアギア、オリジナルグッズを販売するだけでなく、グランピング施設のプロデュースも実施している。
半日で様々なアクティビティが体験できるこのイベント。自分にフィットするものが見つかると、毎日をちょっと楽しくするきっかけになるかもしれない。
スポーツの秋に最適な休日を過ごせそうだ。
『焚き火トリップ 〜 富田浜の自然を浴びて心と体を想う 〜』
日時:9月25日(土) ※雨天時は10月2日(土)へ変更予定
場所:富田浜公園(宮崎県児湯郡新富町日置)
参加費:7500円 ※保険料・夕食BBQ代として
募集人数:定員20名
申込締切:9月19日(日)
申込:https://forms.gle/1BAcw58LDwjJkmAG6
イベントページ:https://fb.me/e/2ABD39lPz
(冨田格)