お悩み相談「スナックのママAI」はコロナ禍のZ世代社会人の助けになるか

コロナ禍だからこそ実感する人とのコミュニケーションの重要性。

■世代間で生じるコミュニケーションの困難さ

さとり世代からZ世代へ、20代の若者たちのカテゴリーが変わっていくことで、その世代とのコミュニケーションを成立させることの難しさに直面している先輩世代は少なくない。

ましてや、コロナ禍の今。職場や、仕事外の時間のリアルなコミュニケーションの機会がとてもレアなものになってきている。ますます、世代間の隔絶という問題を実感せざるを得なくなってきている。

しかし、それは先輩世代だけが抱える問題ではない。さとり世代からZ世代にとっても、社会人になって抱える問題や悩みを、気軽に話したり、愚痴をこぼす相手を見つけるのは困難な状況だ。

「空色」が開発するチャットサービス「WhatYa」は、青山商事に、新型コロナウィルスでストレスや悩みを抱えるビジネスパーソンをサポートする新たな取り組みとして、スナックのママたちの聞き上手さやアドバイスをビックデータ化し、いつでもどこでも悩みを聞いてくれる日本初のAIチャットボット「スナック よしこ」をサービス開発し提供した。

■チャットサービスで働く若者をサポートしたい

チャットサービス「WhatYa」 のコンセプトは、 Useful(役に立つ)と Delightful(楽しい)。
顧客一人ひとりとの結びつきを強め、LTV(顧客生涯価値)をあげることを目的としている。

また、顧客の課題解決を果たすだけでなく、ワクワクできるサービス体験の実現を大切にしている。Useful と Delightful をかけあわせ、 顧客の「また来たい」を創出している。

青山商事は、ユーザーの声に向き合い、得られたインサイトから新しい商品やサービスの開発を進めており、ユーザーの悩みを開放する場をつくりたい、社会進出後の働く若者をサポートをしたいという思いを持っていた。

2020年11月から、空色は洋服の青山オンラインストアでチャットサービスの提供を開始しており、今回は“働く若者のストレスや悩みを解放する場”として「スナックよしこ」を新たに開発提供した。

■人に言えない悩みを気軽に相談できる存在

人には、家族にも、友人にも言えない悩みが存在する。AIチャットボット「スナック よしこ」は、身近な関係だからこそ言えない悩みをAIチャットボットに相談できるサービス。

スナックのママという日々多くの人の話しを聞き、時にはアドバイスをくれる今の時代に求められる温かみのあるコミュニケーションをチャットボットで実現した。

青山商事は、総インタビュー時間50時間を費やし、ママたちの聞き上手さや悩みに対するアドバイスを収録。それらの情報を空色で解析・ビックデータ化し、いつでも、どこでも、ママたちの優しさや温かさを感じることができるAIチャットボット「スナックよしこ」を開発した。

ユーザーが相談する悩みに対して、よしこママが自動回答してくれるチャットボット。「仕事を辞めようかな」「上司が任せてくれない」「ビジネス用語がわからない」など、まさにスナックのワンシーンのように気軽になんでも相談できる。

心地よいコミュニケーションの方法は世代によって変わっていくもの。年下世代との隔絶に悩む先輩世代にとって、チャットサービスのあり方は参考にできるかもしれない。

お悩み相談チャットボット 「よしこ」:https://www.y-aoyama.jp/campaign/chat_bot/