Withコロナの時代だからこそ需要が増した、動画を利用した新しいサービス。

■ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」

ブランディングや商品訴求を強化する、ビジュアルデータを一元管理するビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」。2017年にサービスの提供を開始し、国内で350社を超える企業が利用している新しいサービスだ。

凝った作りの動画コンテンツが増えている中、テキストを“読む”だけでなく、無意識に動画を”見る”ということから生まれる体験を増加するべく、ビジュアルマーケティングを推進している。

今回は、インスタグラム上の投稿写真や動画を活用する「social curator」を導入して、動画コマースを強化した「メーカーズシャツ鎌倉」の例を紹介しよう。

■「visumo」を導入した「メーカーズシャツ鎌倉」の実例

「メーカーズシャツ鎌倉」は、1993年の創業時から上質な素材を使い、縫製は世界最高レベルの技術であるメードインジャパン。店舗スタッフは、常に、“心ある接客”を意識している。

コロナ禍によって店舗での接客が行き届かない状況が続く中、公式アカウントのインスタライブにてスタッフによるオンライン接客動画「Kamakura TV」を展開。

インスタライブは手軽に利用できる反面、視聴者数が限られてしまう課題がある。そこで、ライブ配信した接客動画をvisumoで簡単にアーカイブ展開することで、自社ECサイトでも“心ある接客”動画に触れてもらう機会を創出している。

接客動画には、従来では店舗でしか知ることのできない詳しい情報が詰まっている。

自社ECサイトで動画を視聴すると、その動画内で紹介されている関連商品を表示。商品画像をクリックすると購入ページに遷移するため、商品購入までの導線を作ることが可能だ。

また、見たい商品が紹介されている時間まで動画をワンクリックでスキップできる“目次”機能を活用。

これによりユーザーは気になる部分だけを効率的に動画を視聴することが可能となっており自社ECサイトでの動画視聴体験価値が高まる。

ECコマースの強化策に頭を悩ましているならば、「メーカーズシャツ鎌倉」の実例は検討材料になりそうだ。

鎌倉シャツオンラインストア：https://shop.shirt.co.jp/shop/c/c10
「Kamakura TV」：https://shop.shirt.co.jp/shop/pages/live_commerce.aspx?pages_features
ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」：https://visumo.asia

（冨田格）