宮崎県新富町のうなぎ蒲焼き「味鰻」がふるさとチョイス返礼品に登場

ふるさと納税の返礼品に新たに登場した注目商品。

■返礼品は新富町産のうなぎ蒲焼き

宮崎県新富町が設立した地域商社「こゆ財団」は、国内最大手のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の「人気のお礼の品特集」にて、新富町産のうなぎ蒲焼き「味鰻(あじまん)」の掲載をスタートした。

「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと「こゆ財団」は、、1粒1,000円のライチなど農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資している。ふるさと納税運営業務では、2017年から2019年までの2年間で4億円から19億円まで伸ばすことに成功した。

「ふるさとチョイス」で掲載を開始した「味鰻」は、新富町内で50年以上の歴史を誇る「中村養鰻場」が手がける自社ブランド。特集内では、全国各地から厳選された15品の蒲焼きの中でも食感の柔らかさにおいてトップの評価を獲得している。

宮崎県は、鹿児島県・愛知県に次いで、生産量全国第3位を誇るうなぎの名産地。

中でも新富町の町沿いに流れる一ツ瀬川は、天然うなぎが遡上してくるほどうなぎ好みの水質をしている。川の周辺には地下水が豊富に湧くため、その水を使い、自然に近い環境でうなぎを育てられる新富町は、宮崎県の中でも昔から養鰻の名地として知られている。

 

■中村養鰻場「味鰻」の特長

中村養鰻場オリジナルブランド「味鰻」は、手塩に掛けて育てた自慢のうなぎを真空パックで冷蔵しつつ、しっかりと弾力のある肉厚さに仕上げた蒲焼きだ。

うなぎの出荷は、夏の土用の丑の日がある7月に向けたものがほとんど。11・12月頃に稚魚のシラスを仕入れ、約7カ月近くで理想のサイズ・肉質を目指して育てていく。

体重管理には熟練の技術が必要となり、おいしさの全てが養鰻業者の腕にかかっているといっても過言ではない。中村養鰻場では、毎朝100万匹ものうなぎを職人の目で直接観察し、エラの張り具合や身の入り具合に心を配って育てている。

 

養殖うなぎの中から稀に出る、一際成長が早いうなぎを「新仔(しんこ)」と呼ぶ。養殖うなぎは本来1年以上かけて育つものだが、「新仔」はわずか半年前後のうちに人の手で育て上げることができる。

普通のうなぎよりも若いため、身はふっくらと柔らかく、蒸す工程が不要なほど。通常のうなぎとは一味違う美味しさが味わえる。

返礼に柔らかくて美味しい鰻の蒲焼きが届くのならば、納税するのも楽しくなりそうだ。

特集ページ:https://www.furusato-tax.jp/feature/a/series_eel-kabayaki
こゆ財団ウェブサイト:https://Koyu.Miyazaki.jp

(冨田格)