夏を元気に過ごすために、温泉地で伝わるトラッドでかつ新しい入浴剤が誕生。
■入浴に四季を織り交ぜる習慣は人生を豊かにする
古くから入浴習慣がある日本では、夏場の入浴法も伝わっている。
『夏の土用は「桃湯」に入る』、魔よけの力を持つといわれる桃の薬湯風呂に入り、暑気払いをする習わしがあった。
また、一年で一番暑い八月に「薄荷湯(はっかゆ)」につかることで、そのさわやかな香りで夏の邪気を払うとされてきた。
入浴に四季を織り交ぜる習慣は、人生を豊かにしてくれる粋な楽しみ方であり、生活の中から生まれた健康法と考えられている。
現代の生活は、エアコンによる冷えや寒暖差による夏バテ、「巣ごもり」による日常生活での熱中症など、夏は体に疲れをもたらすものになっている。
ヤングビーナス薬品工業は、「温泉湯治」を50年以上考察・研究し続け開発した薬用入浴剤「湯躍(ゆやく)」シリーズに「モモ葉エキス(保湿剤)」と「ハッカ油(清涼剤)」を配合した夏季限定商品「清夏(せいか)」を発売した。
■別府『湯の花』を用いた夏向けの入浴剤
「清夏」は、冷えや夏バテに悩まされる夏を爽やかに過ごせるよう、日本に古くから伝わる入浴法に着想を得て開発した新商品だ。
創始者の「別府温泉に伝わる『湯の花』の力を人々の健康づくりに役立てたい」「温泉の恵みを広く家庭にも届けたい」という強い想いから、医薬部外品の入浴剤に天然原料である別府『湯の花』を用いる極めてまれな製法で誕生したのが「湯躍」シリーズ。
別府『湯の花』とは、ミネラルを豊富に含む特有の土壌に温泉の噴気を作用させて、温泉成分を結晶化させたもの。温泉由来の微量成分を含み、湯に戻りやすい特長を備えている。湯の花小屋での『湯の花』づくりの技術は、国の重要無形民俗文化財として保護されている。
ぬるめの湯に「清夏」を入れてゆったり浸かり、さわやかな薄荷の香りに包まれる夏の「湯治習慣」は、湯上りには爽快感を感じつつも、からだは温まり血行が促進され新陳代謝が活発になる。
夏の倦怠感や、寝不足を解消するためにも、シャワーだけで済まさない夏の入浴法を実践して、酷暑も元気に過ごしたいものだ。
清夏(せいか)
オンラインショップ:https://yuyaku-toji.jp
※価格は税込
(冨田格)