日本自動車輸入組合(JAIA)は、2014年4月度輸入車新規登録台数を発表した。外国メーカー車の新規登録台数は12,915台、前年同月(16,274台)と比べて20.6%の減少となり、消費税増税の影響が出る結果となった。また1月からの累計新規登録台数は 101,682台で、前年同期(83,563台)と比べて21.7%の増加となった。
日本メーカーの海外生産車の新規登録台数は2,663台、前年同 月(4,322台)と比べて38.4%減少した。なお、日本メーカーの海外生産車を含めた輸入車新規登録台数の合計は、15,578台で前年同月 (20,596台)と比べ24.4%の減少、1月からの累計は121,030台で前年同期(110,129台)と比べ9.9%増加となった。
ブランド別に見ると、アウディが消費税増税後にもかかわらず、前年同月を上回る4月単月で過去最高を記録すると同時に、単月の登録台数としてBMWを抜いて3位になったことが際立つ。これは1月にデビューしたA3セダンの販売が好調なことに起因すると思われる。
ブランド別の2014年3月度新規登録台数トップ10は以下のとおり。
1: フォルクスワーゲン 2,853台(21.3%減)
2: メルセデス・ベンツ 2,352台(15.8%減)
3: アウディ 1,895台(1.7%増)
4: BMW 1,614台(35.7%減)
5: 日産 1,396台(38.2%減)
6: BMW MINI 1,033台(10.6%減)
7: トヨタ 952台(18.3%減)
8: ボルボ 535台(45.2%減)
9: フィアット 304台(37.8%減)
10: 三菱 283台(65.6%減)