ベトナムで焼き芋デリバリー専門事業「芋恋」がスタート

ベトナム産のさつま芋に日本クオリティを融合させた、こだわりの焼き芋が誕生した。

地産地消と日本文化の発信を目的とした、ゴーストレストラン型の焼き芋デリバリー事業「芋恋」がベトナムにてスタート。

■現地で有名なエリアにて仕入れるさつま芋を使用

G-FACTORYの子会社であるGF CAPITAL(VIETNAM)CO.,LTD.によるこの事業は、日本で促進している「名代 宇奈とと」のゴーストレストラン型のライセンス事業で培ったノウハウを生かしたものだ。

“地産地消”をベトナムにおいて実施するべく、ベトナム中南部の高原地帯・ダラット産のさつま芋を契約農家から直接仕入れる。

ダラットは標高1500m程度に位置する高原地帯で、年間を通じて気温が19度前後、日照時間が長いことから、おいしい野菜が栽培できると現地では有名なエリアだ。

特にさつま芋やかぼちゃなどの栽培に適した土壌で、近年、日本の資本が投入されることで技術革新が進み、よりおいしい野菜を収穫できるようになっている。

現地の食材で提供しているからこそ、持続可能な形で日本食のベトナムでの普及を目指すという。

■6種類のトッピングや大学芋も用意

芋恋で使用するさつま芋は、通称「はちみつ芋」と呼ばれる、強い甘味とねっとりとした食感が特徴的。焼き芋にぴったりな品種だ。

焼き方は炭火+石の石焼き。ベトナムにも焼き芋を食べる習慣はあるが、その焼き方は炭火だ。

日本独自の焼き方である石焼きは、遠赤外線効果で中までしっかりと過熱するため芋の中に温度ムラを作らずふっくらと焼き上げることが可能。低温で長時間加熱することにより自然な甘みを引き出せる。

ベトナム現地の食材と日本ならではの石焼きという和の技法とを組み合わせることで、より食材の魅力を引き出している。

早くも注目を集めており、現地のSNSや日本語情報サイトで取り上げられると、1日の閲覧数が1位という快挙も成し遂げた。

プレーンの焼き芋はもちろん、あんこやバター、はちみつ、チーズなど6種類のトッピングの他、1度焼くことでカリッとした歯ごたえと、とろっとした蜜が絶妙な味わいの大学芋も用意。

いつもの焼き芋とは一味違うスタイル。ぜひ味わってみたい。

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