コロナ禍における“非接触型”店舗が増えているが、ここの扱っている商品はとてもユニーク。

柑橘や椎茸出汁といった偏った「愛」が集まる、“非接触型”の店舗で椎茸祭とみかん、青山ブックセンター本店による無人店舗企画『偏愛ソロショッピング』が「ことことことぶき」内にオープン。

 

■無人店舗企画『偏愛ソロショッピング』

期間限定の出店者による入れ替わり制の小規模店舗の同店は、コロナ禍における“非接触型”店舗の試みとして、1組ずつでの入場及び買い物をしてもらう。

店舗限定・数量限定商品として、少量から試せる椎茸祭の「おいしい椎茸だし100mlボトル(500円)」や「鍋だし3袋入(500円)」を販売。また、みかんが運営する柑橘のサブスクリプション『柑味(KAN-MI)』から、開店記念商品である「柑味(KAN-MI)限定食べ比べセット(500円)」を販売。他にも、青山ブックセンターの選書による、食に関する書籍を販売する。

全国のあらゆる種類の蜜柑や椎茸および出汁を取り扱い、さらにそれら原材料に関わる関連図書も取り扱う「深い買い物体験」を、ソロショッピングを通じ提供。余計なことを気にすることなく、いつも以上に色や香り、更に関連する書物を読むことで、より商品を深く知ってもらいながら関係性を築く店舗だ。

■椎茸祭が偏愛ソロショッピングにかける想い

椎茸祭では、椎茸を中心にした商品開発のほか「偏愛コミュニティ」も運営。誰かの偏愛に触れることは、楽しい。別の何かを愛する人の話をもっと聞きたい、知りたい、コロナ禍でも誰かの偏愛に出会うシーンを提供したい。そんな気持ちで今回の『偏愛ソロショッピング』をオープンしたという。

他の場所では出会えないような濃い想いが詰まった柑橘、うまみ爆発の椎茸出汁、煮詰められたような偏愛が詰まった書籍。“非接触型”の偏愛に触れてみよう。

店舗名：偏愛ソロショッピング
施設名称：ことことことぶき
所在地：東京都文京区向丘2-34-3 bunkyo blanc
オープン日：4月3日（土）※月、火曜日は定休日
店舗ホームページ：https://henai.official.ec/

（田原昌）