コロナ禍で、リモートワークでzoom会議やオンライン飲み会などが一般的になってきたが、意外とちょっとした立ち話や、情報の共有ができず不便なことが多い。そこで開発されたのが、まるで現実世界のようなオンライン空間「Ovice」だ。
■現実世界のような感覚で利用できるバーチャル空間
Ovice(オヴィス)最大の特徴は、まるで現実世界のような感覚でバーチャル空間でのコミュニケーション活動ができることだ、。現実のコミュニケーションには欠かせないのにオンラインでは極めて難しかった「立ち話」や、スペース同士の「シームレスな移動」、会話を邪魔しない「館内アナウンス」などが可能となり、現実世界とオンラインにおけるコミュニケーション双方の利点を兼ね備えることを実現した。
■コミュニケーションのハードルが低くなる
さらにリアルな空間にいるかのように、近くの人の声は大きく、遠くの声は小さく聞こえるのも特徴だ。そのため、話したい人の隣に移動してすぐ会話を始めたり、近くで聞こえた興味のある会話に参加したり、誰に聞けばいいか分からず困っている人を助けてあげたりと、ごく自然に会話を開始・参加することができる。このため、コミュニケーションに対するハードルがとても低くなる。
Oviceは、一方的に配信される映像や音声をマイクをミュートにして聞くのではなく、その場にいる人がそれぞれに必要な人と会話をしながら時間を過ごすことを可能にし、気軽にオフラインのようなディスカッションの場を創出するのだ。
■聞かれたくない会話は音声を外に漏らすことなくミーティングできる
Oviceには、個別の会議室も設置されているため、他の人に聞かれたくない会話は音声を外に漏らすことなくミーティングを行うことができる。また、鍵を掛けることもできるため、不意に別の人が入ってきてしまう心配もない。
標準機能として提供されているプラグイン以外にも、APIでプラグインを組み込むことで簡単に機能拡充が可能。音声だけではなく、プラグインで様々なインタラクションを行うことができるため、自社のニーズに合ったオンライン空間を作ることができる。
また、レイアウトを自由自在に変えることができ、目的に応じたユーザー動線の作成や雰囲気を演出することも可能だ。カスタマイズされたプラグインを組み込むことで、オフライン空間で可能なことをオンラインでも実現できる。
まさにコミュニケーション不足で孤独になりがちなリモートワークにぴったりのサービスだ。
公式サイト:https://ovice.in/ja
(Takako.S)